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犬の心不全…!うまく付き合えば怖くない心臓病との向き合い方!

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そもそも「心不全」て何?

心不全といえば、人間の病気でも非常にポピュラーなものとして知られています。有名人が急に心不全で亡くなってびっくりしたという経験を持った方も多いかもしれません。ですが心不全という病気がどのようなものなのか、知っている方は少ないようです。

心不全の「不全」とは、完全ではない状態のことを示します。つまり心臓が老化や何らかの異常により、正常な状態ではなくなったことを示しているのです。心臓は全身の血液を受け取り、また全身に送り出す役割を果たしていますが、何らかの形でそれが達成されない場合に不具合を起こします。それが心不全です。

心臓が老化するシニア犬に多い

そのため、心臓が劣化するシニア犬には特に多くなる病気です。大体5歳くらいから発症リスクが高まるといわれており、もし発症した場合は早期発見と対応が必要になります。場合によっては突然死が発生することもありますので、注意が必要です。

心不全発見の方法は?意外な仕草から心不全を疑う

最も発見しやすい方法は、咳だといわれています。一般的に咳を犬が行う場合は風邪をひいていることがほとんどです。しかし、立ち上がる瞬間や早朝に走り出した瞬間など、心臓の働きを必要とする動きをしたときに咳をしているようなら、それは単純な咳ではなく息切れを伴う、心臓が働いていないことによって発生する咳です。

この症状が5歳を超えていて起こっている場合は、老化による心不全を疑いましょう。5歳から犬はすでに身体の老化が始まっており、心臓の劣化による機能不全が起こっている場合があります。

 

運動を嫌がる…

また、運動を嫌がり長時間寝そべっている状態がある長く続く場合も、心不全の疑いが強まります。重度になると呼吸がゼエゼエと激しくなり、歯茎が紫色に染まるチアノーゼ症状が出ることもあります。

このような症状がおこった場合は早急に、そうでなくても心不全が疑われる場合でも早期治療のために動物病院に行く必要があります。

もし「心不全」と診断されたら…

もし動物病院で「心不全」と診断された場合はどうすればよいのでしょうか。おそらく、動物病院では薬を処方されるはずです。それは病気を止めることはできませんが進行を抑え、ワンちゃんの日常を手助けするものでありますので、必ず医師の指示に従って毎日薬を飲ませるようにしましょう。

運動量や食事などは、医師に相談して制限を

さらに、心臓に負担をかける運動や塩分の摂取などは、医師と相談して制限する必要があります。購入しているドッグフードの変更や、熱い日中を避けた散歩時間を設けるなどの工夫をしましょう。

心臓に負担をかけない生活をワンちゃんにしてもらうためには、このように日ごろからの心掛けが大切です。日々ワンちゃんが疲れないように、ケアをしてあげることが大切です。

犬に寄り添い、病気と向き合う

心不全は進行性の病気で、完治するということがありません。残念ながら、ワンちゃんが一生向き合っていかなければならない病気ということになります。

しかし、悲観することはありません。飼い主さんと医師の適切なケアにより、ワンちゃんは病気の進行を押さえつつ、元気に暮らすことができるでしょう。末永い健康を祈っております!

泉遼樹
大分県別府市在住、ライター。ひとところにじっとしていられない性格で、定期的におでかけ・旅をしている。ペットに関しては実家のトイプードルが大好き。だが犬か猫かといわれると猫派。これだけは誰に言われても譲れない。