トイプードルの生体図鑑

トイプードルの性格

トイプードルは、一般的に「好奇心旺盛」「明るく活発」「フレンドリーな性格」「物覚えがよく、賢い」わんちゃんであるといわれています。そのため、走り回ったり、ボール遊びをしたりするのが大好きなようです。また、フレンドリーな性格から、人になつきやすく、しっかりとしつけ・お世話をすれば飼い主さんへの愛情があふれんばかりに、、。ただし、かまってほしい!という気持ちが他の犬種より強いといわれているため、要求吠えというちょっと困った行動をこともあります。そんな時は、かまってあげたい気持ちを抑え、かまわないようにしましょう。そして、物覚えがよく賢い子が多いため、上手にしつけると芸も教えやすく、楽しく生活ができるでしょう。

またトイプードルは毛色によって性格が違うともいわれます。これは、中間色系の子たちはプードル本来の性格から外れやすいといわれているためだそうです。ただし、このような言われは、人間の血液型判断のようなものと一緒で、これといた科学的な根拠があるわけではありません。生まれ持ったその子の個性や育つ環境・しつけの仕方などのほうが性格に影響を与えるので、「この毛色はこういう性格」という決めつけをせず、パートーナーを探すようにしましょう。

トイプードルの歴史

先祖・ルーツ

現在、プードルの原産地はフランスといわれていることが多いようですが、実際の発祥地は未だに明らかになっていないといいます。
トイプードルは、ヨーロッパの水猟犬を小型化した犬種です。もともとは、猟師が川や湖に撃ち落した鳥を泳いで取りに行く、「水猟犬」として、活躍していました。16~18世紀頃から、美しい優雅な容姿が注目され、フランスの貴族を中心に、主に室内で飼う小型犬ペットとして人気を集めるようになったといわれています。

名前の由来

「プードル」はドイツ語の「水をはね返す」という言葉が由来です。「トイ」は英語の「toy」で直訳すると「玩具」となりますが、トイプードルのように犬の名前として用いられている場合、「玩具のように小さい犬(プードル)」といった意味になります。

今の体型になるまで

もともとは、現在のスタンダードプードル、通称”スタンプー”といわれる大型のプードルを小型化されて、現在の小さいサイズのプードル、すなわちトイプードルが生まれてきたのが、トイプードルの歴史的な流れとなっています。

ペット・トライアングル

トイプードルの生体

ブリーダーからの取引価格

約20万~40万円程度
トイプードルは雄雌の性別の違いにより、販売価格が違います。雌のほうが雄に比べて高価に取引されます。理由はいくつかありますが、そのひとつとして、トイプードルは雄に比べて雌の出産頭数が少ないことが挙げられます。

毛色

トイプードルの毛の色はバリエーションがとても豊富です。スタンダードな色は単色で、14色のカラーがあります。
以下の毛色はJKC(ジャパンケネルクラブ)で正式に認められているカラーです。

<3原色>
・ホワイト
・ブラック
・ブラウン

<中間色>
・シルバー
・レッド
・アプリコット
・ブルー
・グレー
・シルバーグレー
・クリーム
・カフェオレ
・ベージュ
・シルバーベージュ
・シャンパン

人気が高いのは、赤みのある茶色いカラーの「レッド」や淡く優しい色味のオレンジ系カラーの「アプリコット」です。日本では、レッド・アプリコット・ホワイト・ブラック・シルバー・ブラウンのカラーのトイプードルが手に入りやすいといわれています。また、トイプードルは子犬の頃がもっとも毛色が濃く、成長するにつれ少しずつ薄くなっていきます。これは「退色」といってごく自然なことであるので、成長過程のひとつとして見守ってあげましょう。

体重・体高

体重 2~4㎏
体高 24cm~28cm

寿命

14~17歳

育て方

散歩量(運動量)

最低1日30分 理想は1時間
朝と夕方など1日30分を2回程度に分けて行うのが良いです。

トイプードルは、猟犬を改良した犬種であるため、運動能力は高く、活発です。室内犬だからといって、散歩を怠るとストレスが溜まってしまう可能性もあるので注意しましょう。ただし、天候やその子の体調次第でその日に合った運動量は変動するので、飼い主さんがしっかり適切な判断をしてあげましょう。

歯磨き

歯磨きをしていないと、2~3歳になるまでになにかしらの歯の病気になると言われています。歯磨きをすることで、歯の病気を防ぐことができるので、歯磨きをしっかりして、健康な歯を維持できるようにしましょう。

歯磨きの頻度としては、3日に1回、最低でも週に1回は行うのが良いとされています。歯磨きは、ガーゼや歯ブラシ、指サックを使って磨いてあげましょう。とはいえ、わんちゃんは口は鼻先を触られるのが苦手です。歯磨きを嫌がらないようにするためにも、生後2か月頃から口や鼻先を触られることに慣れさせましょう。

ブラッシング

毛を整えるため、ブラッシングは毎日行ってあげましょう。
ブラッシングに必要な道具は、スリッカーブラシ(大・小)とコームです。これらは、誤った持ち方をすると、わんちゃんの皮膚を傷つけたり、毛玉をつくる原因になってしまうので注意しましょう。

<ブラッシングの流れ>
全身を触って毛玉を確認→背中→お腹→胸→足先→しっぽ・お尻

耳の下、お尻、脇の下、内股、足先には毛玉ができやすいので、入念にブラッシングしてあげましょう。ブラッシングのポイントとして、毛の流れに沿ってかけること、嫌がらないところからかけることがあげられます。

しつけ方法

①叱らずにほめる
わんちゃんのしつけの基本は正解を伝えて、それができたらほめることです。例えば、決められた場所でトイレをちゃんとできたら、「よくできました」とほめてあげると「ここですればほめられる!」と学習します。

②覚えてほしい行動を繰り返し体験させる
犬は、体験することでしか学習ができません。覚えてほしいことは、根気強く何度も反復させ、ほめて覚えてもらいましょう。
犬は、嬉しいことや楽しいことを体験するとその行動を繰り返すようになります。このとき、①のほめるという行為が大切になるんですね。

③信頼関係を築けていることが前提
愛犬をしつけるには、飼い主さんとの信頼関係が築けていることが大前提です。信頼をしてもらえていなければ、誘導にも応じてくれません。物覚えがよく、賢いトイプードルはしつけを覚えるは早いといわれています。急いでしつける前に、しっかりお世話をして信頼関係を築きましょう。

かかりやすい病気

トイプードルのような体が小さく骨が細い小型犬は四肢の病気に注意しましょう。

<四肢系の病気>
・膝蓋骨脱臼
・四肢骨折
・レッグ・ペルテス病
・股関節脱臼

他にも皮膚、耳、目など、さまざまな病気があるので、愛犬の健康状態をしっかり見極めてあげましょう。

まとめ

いかがでしたか?トイプードルについて理解していただけましたか?
小さくぬいぐるみのようなトイプードル、実は好奇心旺盛でやんちゃな部分もあるので、その子の性格を理解しながらしつけ、互いに楽しいペットライフを送りましょう。

yuko