桜のような形の耳を持つ「さくらねこ」いったいなんの印??

街中で耳に印のついた猫を見かけたことはありますか?片耳の先に切れ目があり、桜の花びらのような形になっています。実はこの印の付いている猫は、獣医師やボランティアの方が野良猫を捕まえ避妊・去勢手術を受けた証拠です。では、なぜこのような活動がされているのか紹介してゆきます。

野良猫から受ける被害・・・

猫は繁殖力の高い動物ですので、森のなかや街に捨てる人が多い今、野良猫の問題が出てきています。野良猫が増えることによって様々な被害が出てきているのをご存知ですか?

糞・尿の被害

最も野良猫の被害の原因として多い「糞・尿」被害。家の敷地無いにこっそりと入り込み、トイレをしてしまいます。糞の悪臭に悩まされるのではないでしょうか。
【対策】
猫よけのスプレーや臭いのするものを振りまいたりと、色々試しているがなかなか効き目が見られない・・・。そんな方には、1箇所のところに「トイレ」を作っておくのはいかがでしょうか。そのトイレを掃除する必要が出てきますが、広範囲にいろいろな所に糞をすることが少なくなります。

ゴミを荒らす被害

ゴミの袋を置いていると、猫がご飯を探すためにゴミ袋をやぶき、散らかしてしまうことがあります。衛生的にも良くないですし、もし猫がそのゴミが原因で食中毒を起こしてしまった時には、いたるところに嘔吐物や下痢などをしてしまいます。
【対策】
ゴミは地面に直接置かず、指定のゴミステーションに捨てるようにしましょう。ゴミステーションが無く網だけで保護している場合は、ゴミ出しの日の朝やゴミ収集される直前などに出し、るべく猫やカラスなどに荒らされないように注意してください。

野良猫対策

野良猫の被害が耐えない・・・何か対策を考えなきゃ・・・とお困りの人がいるのでは無いでしょうか。自分ではなにもできない。と保健所に頼む方も多いのが現状です。しかし、市役所なども頼まれたからとすぐに引き取ってもらえるわけではありません。その為、野良猫の大量繁殖を少しでも抑えようと「桜耳活動」が生まれました。また、「地域猫活動」といい地域全体で猫に対して苦情が出にくい環境にしていく活動もあります。

さくらねこ活動

さくらねこ活動は様々な団体や獣医師さんが参加しています。主に野良猫の繁殖を防止し、被害のや殺処分の減少を目的として行っています。その中でも「どうぶつ基金」という公益財団法人による活動が活発になっており、28年8月までに累計「32,425匹」もの野良猫が避妊・去勢手術をうけ、桜耳猫としてなってます。では、どのようにして「桜耳猫」にしていくのか見ていきましょう。

確保する

野良猫を確保します。捕獲器を使い、けがをさせないように慎重に捕獲していきます。捕獲器を設置したらそこから離れずに監視しておきます。捕獲器に猫が入りましたらすぐに布をかけて猫を安心させます。

避妊・去勢手術を行う

団体の募金や寄付にて、活動に協力している獣医さんが手術を行います。ここで手術された猫は耳の先に切り込み入れ目印をつけます。避妊・去勢手術の時に耳に切り込みを入れるため、全身麻酔をしているので痛くはありません。

猫を元いた所にもどす

再び元の所にもどし、野良猫として生活していきます。ボランティアさんなどが経過観察を行います。

チケットを使って支援!

どうぶつ基金ではチケットを発行してもらうことにより、上の活動をおこなうことが出来ます。チケットの発行方法として「行政枠」「一般枠」があります。まず、チケットを発行するには、この活動についてよく理解をすることが必要です。詳しくは「どうぶつ基金」のHPにてマニュアルや手順について調べてください。「一般枠」の場合よく理解をした上で、申請を行います。この申請に通るとチケットを発行出来るようになります。その発行されたチケットと捕獲した猫を協力病院に持ち込む事により、手術を受けることが出来ます。捕獲した猫を元の場所に返してあげ、報告を行い活動を終えます。今協力病院が全国各地にあるので、調べてみてはいかがですか?

さくらねこ活動の歴史

「どうぶつ基金」という公益財団法人が猫の殺処分が増えていく中、平成16年度より「猫の殺処分ゼロ」を目指すために「さくらねこ活動」が始めました。この活動がはじまり、16年度から23年度の間で殺処分の数が23万匹から13万匹に減少したそうです。また、この活動はほとんどが行政・獣医師・団体・ボランティアの連携などによって成り立っています。多くの資金が寄付金からなっています。

まとめ

いかがでしたか?
さくらねこ活動だけで殺処分の数が減ったわけではありませんが、この活動を通し野良猫への意識が変わった方がいるのでは無いでしょうか?子猫が生まれてしまったから山に捨てに行こう。なんて考えはやめてください。飼っている方で、完全家猫ではない限り避妊・去勢手術を行いましょう。「生まれてしまった」ということがないようにしてください。「さくらねこ活動」「地域猫活動」などが全国各地であるので、自分の地域では何か対策をしているのかみてみてはいかがですか?

ミカ