PET RIBBON

ペットを飼おうとしている独身男女に必ず読んでもらいたい、ペットを飼うリスク

ペットは大切な家族の一員です。とくに最近では、独身男性・独身女性の飼育意向が高くなってきました。そこで、ペットを飼おうとしている独身の男女だけでなく、お子さまの居ないご夫婦には必ず知っておいて欲しいリスクがあります。

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産まれた息子の体に、湿疹が出はじめ全身に広がりアトピー症状へ

知人の話ですが、そのお宅には3ヶ月になる息子さんがおり、生後3週間くらいから湿疹が出始め、全身に広がりアトピー症状が見受けられたそうです。いたずらはしませんが、衛生的な面で顔をなめたりすると困るので、同じ部屋ですが柵でしきり、毎日の掃除機をかけ、犬の手入れ、洋服を着せるなど精一杯気をつけていたようですが、4ヶ月目のアレルギーテストで反応が出てしまいました。今の症状が悪化したら今度は喘息にってしまい、ひどくなると生命にかかわるので、別の家で暮らすようにしなさいと言われてしまいまったそうです。

そのご家族は、それまで住んでいたマンションから一戸建てに引越し、息子さんと犬の生活スペースを完全に分けた生活をしはじめました。かなり敏感で酷いアレルギーでしたが、一緒に生活をしていても全く問題はなかったようです。毎日の掃除や選択、子供の体調管理など気を使っていて大変そうでしたが息子さんも犬もとっても幸せに楽しく暮らしています。

婚約者の自宅に行って初めてわかった猫アレルギー

ペットを飼う前に気をつけたいこと

pixabay

こちらも知人の話ですが、結婚を前提にお付き合いをスタートしているお相手がいました。そのお相手の男性は猫を飼っており、寝るときも一緒のベッドをともにするくらい2匹の猫をかわいがっていました。その女性はたいへんな動物好きで、猫ちゃんにも挨拶にとお宅を訪問したところ、呼吸も出来なくなり目と顔が腫れ上がったそうで、病院に駆け込んだところ猫の毛のアレルギーと診断されたとか。びっくりしたのは、その女性は、過去に猫を飼っていたことがあるのだそうです。(その後は残念ながら2人は話し合い、婚約は取りやめたそうです。;;)

両家を巻き込む大騒ぎに

妊娠中、お相手のご両親から「産まれてくる赤ちゃんに何かあったら大変だから、犬を処分しろ」と言われてしまい、両家を巻き込む大騒ぎになったご夫婦もいるとか…。「犬を処分しろ」なんて、わが子のように愛情いっぱいに育てたワンちゃんがそんなことを言われるなんてつらいですよね。

まだ見ぬ家族が動物アレルギー

家に帰ったら迎え入れてくれる犬が欲しい、子どもがいない夫婦なので猫を飼おう、そういうキッカケでペットを迎え入れる方も多くいると思います。ただ、忘れてほしくないリスクがあります。それは、将来結婚する可能性のある異性、もしくは将来産まれるかもしれない子どもが動物アレルギーもしくは、獣の毛に反応する喘息があるかもしれないということ。
意外とそこまで考えきれていない方が多く「きちんと検討をしない、知識の低い人がいて、動物たちが迷惑だ」とおっしゃる動物病院の先生もいらっしゃるほどです。

子どもが産まれたら気をつけたい病気

犬も猫も、動物大好き!でも、子どもが生まれたら、いつから近づけていいの?などが心配になりますよね。

ペットがいて子どもが生まれたら気をつけること

pixabay

動物アレルギー

ペットの毛やノミ・ダニなどに接触すると、デリケートな新生児の体内で「これは異物だぞ」と防御され、くしゃみや鼻水、目のかゆみや皮膚のかゆみ、赤みなどの症状を出すことがあります。

人にうつる病気?

ペットがいると赤ちゃんに病気が移るのではないか、と心配する方も少なくないようです。
確かに「人獣共通感染症」といって、ペットから人へうつる病気も存在しますが、正しい知識を持ってしっかりと予防対策を行えば、赤ちゃんも大人もペットと共に健康な生活を送ることができます。

保健所に連れて行かなくても良い経済・環境かどうか

例で出したように、ペットオーナー自身ではない要因で一緒に住めなくなることもあります。あらゆる将来のことを考えて「何かあったときに対処できるかどうか」は、前述した独身男性/女性だけでなくすべてのペットオーナーに共通することなので、チェックしておきたいですね。

飼う前にできる対処例

① 自分自身にアレルギー要素がないかのチェック

実家で飼ってたから大丈夫、と自己判断をしてはいけません。環境の変化や、とくにアレルギーに関しては花粉症と同じように年齢をかさねたときに出てくることもあります。また、知識がなくハウスダストアレルギーを動物アレルギーと勘違いする人もいます。アレルギーがあるかないか、そのアレルギーは犬なのか、猫なのか?毛なのかノミなのかフケかのか?程度は?体調によっては変化するものなのか?きちんとチェックをしましょう。

② 飼育をしてくれる人がいるかのチェック

例えば親兄弟や親戚、友人関係をはじめ、自分に何かあったときには、短期・中期だけでなく、引き取ってくれる人はいますか?そのご家族にアレルギーを持った人はいませんか?

③ 経済力があるかのチェック

正直、経済力が1番大事だと筆者は考えています。犬や猫に生涯かかる費用を参考にし、預かってくれる人への支払いや、飼育代行業者に支払いができるだけの経済力があるか、しっかり見直してください。

既に飼っている場合

① まず1ヶ月検診が終わるまでは新生児に絶対に近づけない

ほとんどの先生は1ヶ月検診が終わるまでは外出しないようにと注意するかと思います。新生児期の赤ちゃんはとても弱く、外の世界の雑菌などにはほとんど耐性がありませんよね。理想は1階と2階で完全にフロアをわけ、ペットに触れた手は消毒し、服も着替えるとよいでしょう。大変ですし、これまで一緒に寝ていたペットとお部屋をわけるのは、ペットにとっても飼い主にとってもツライかもしれません。ですが一生離れ離れになることを考えて、ぐっとこらえましょう。

② 病院の先生を変えてみる

動物アレルギーに詳しくない小児科等の病院の先生は、例えば風邪をひいて病院へ行き、犬と暮らしている事を伝えると「治りにくいよ・・・」と言ってくる先生もいます。現在妊娠中の場合、通っている産院にも犬がいる事がカルテに書かれていたりします…。安易に「ペットがいるから」と責められるのは愛犬者・愛猫者としてはツライと思うので、アレルギーテストをしっかりしてくれる病院へ先生を変えるのも手だと思います。

③ 子どものアレルギーテストをする

もし検査をしていないようであれば、犬や猫が絶対の原因とはいえません。食品系で原因があるかもしれませんし、花粉かもしれませんし、動物につくノミダニかも知れません。(ノミやダニならお薬で駆除できます)もしもアレルギーテストをすることができない理由がある場合は、応急処置としてワンちゃん・ネコちゃんを一時的に誰かに預けてみても良いでしょう。※ ちなみに、アレルギーテストは1歳前後がベストと言われています。

アレルギーが出た場合にできるケア・管理方法

食品系のアレルギーと同じように成長と共に症状などにも変化がでてくることもあるため、それに見合った対策も必要となってきます。ペットオーナーがその病気について正しい知識をもち、対処してゆきましょう。

掃除を徹底する

・ペットのいる部屋や寝床は換気を良くする
・掃除機ではなく、拭き掃除をする
(掃除機の排気で空気中にダニの死骸、フン、フケ、毛等舞い上がるので)
・フローリングの場合は、溝まで除菌
・拭き掃除は角や端っこを念入りにする
・カーテンやレースなどはこまめに洗濯をする
(ハウスダストがつきやすく、そのまま風を通すと、室内の空気中に散らすことになる)

ペットに対するケア方法

・ブラッシングを欠かさない(抜け毛対策と皮膚の状態を血行増進で強化)
・フケを出さない食事(エサ)がないかを検討する
・トイレや寝床を除菌
 (糞尿を好むアレルゲン物質が潜んでる為)
・うんちなどの排泄物は早めに始末する
・赤ちゃんを舐めさせない
・同じ部屋に居るときは犬を走ったりドタバタさせない
・ダニ・ノミ対策をする

赤ちゃんに対するケア

・ペットのいる部屋と、赤ちゃんのいる部屋をわける
・接触させない
・触ったり舐められたら、手洗い・アルコール殺菌をする
・顔を近づけさせない

猫アレルギー、犬アレルギー対策に空気清浄機

ペットを飼っているが、猫アレルギーだ・犬アレルギーだ、という人の多くは空気清浄機をフル稼働しています。

あかちゃんも、ペットもとても大切な家族です。

いかがでしたか?本当の意味で、家族と思えていましたか?
犬や猫の寿命は15年前後です。たとえば実家が引き取ってくれる場合であっても、極論ですが、ご両親が先に亡くなることだってあります。
そうなったときに、保健所に連れて行くという選択肢を出さないでいられますか?ペットは人間と同じように、何かあったときに国が守ってくれることはありません。ある意味、赤ちゃんよりも弱い存在だということを、もう一度よく考えてくださいね。

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