猫の薬の形状には「錠剤・カプセル」「タブレット」「粉末」「ペースト」「目薬」の5つの種類があります。その形状によって与え方も変わってくるので、その形状にあわせた与えかたを紹介します。

頭を固定していない方の手で、薬をつまみな中指で下の歯を抑えて口を開いていきます。

粉末の場合水にとかし、スポイトや注射器で口の中に流し込むような方法で飲ませていきます。手順は錠剤薬後の水を飲ます時と同じです。

まず、水で粉薬を溶かしスポイドに入れて準備しておきます。

タブレットとは、錠剤のように固くなく柔らかいものです。このダブレットの中に薬が入っているものと、錠剤を入れ込むんで使うタイプがあります。錠剤よりは食べやすいようになっています。

目薬の先が目に当たらないように注意し点眼します。目に入らずにこぼれた場合は、ガーゼで拭き取りましょう。

上のようにしてみたけどなかなか上手くいかない。大暴れして手が傷だらけになることも・・そのような時の対処法を紹介します。

小さいうちから口の周りに触れる事にならしておきましょう。スキンシップのように触るように心がけて口の周りを触り嫌がらないようになったら、今度は歯が見えるようにしてみたり徐々に慣らすことが大切です。慣らすことで、歯磨きの時にも役に立つのでなるべくするようにしておきましょう。

興奮している時におさえてしまうと、もっと興奮してしまい大暴れになることもあります。猫ちゃんを膝の上にのせ、ゆっくりと撫でるだけでリラックスしてきますので、落ち着いたと感じたらそっと顔を固定し薬をあげてみましょう。顔を固定する時に嫌がるようでしたら、もう一度気持ちを落ち着かせてあげてください。飼い主さんが焦ってしまうと、愛猫にも伝わってしまいますので、感じさせないように時間をかけて薬をあげてください。

口を触る時は、薬以外の時を多めにしましょう。薬のときだけにしてしまうと「これは苦い薬を飲まされる合図か！！」と察知し逃げてしまいます。歯ブラシの先に猫の好きなエサや汁をつけ、口を固定してエサをなめさせると「エサがもらえる！こわいものじゃない！」と認識してくれます。繰り返し行うことでゆっくりと馴れていくので、焦らずにしてみてください。

いかがでしたか？

猫に薬を飲ませるのは一苦労ですよね。今から薬が始まるのに・・と焦ってしまわないように、前々から慣らしておくなどの工夫をしておきましょう。飲んでくれないからと諦めてしまうのはとても惜しいことですよね。愛猫の事を考え、薬をしっかり飲んでくれるように小さい頃からしつけをしておきましょう。