最近猫に興味を持ち出した方、多いのではないでしょうか?いざ飼い始めたのはいいものの、「経済的に厳しくなったから・・・」と手放さないようにあらかじめ確認しておきましょう。
猫の飼育には生活費が意外とかかってしまいますので、可愛いだけでは飼えないのが現実です。お互いに幸せな生活を送るためにも、前準備をしっかりとしておきましょう!
一年間の生活費
まずは1年間の生活費。子猫から飼う人も成猫から飼う人もいると思うのですが、年間でいったいどれだけの費用がかかるのかを表にしてみました。
猫の生活費(長毛種の1キロの子猫) | ||
食費 | 20kg | 15750円 |
おもちゃ費 | 4つ | 3000円 |
ケア費 | シャンプー カット【2回】 | 20000円 |
医療費 | ワクチン 去勢 マイクロチップ | 25000円 |
トイレ砂 | 10L | 4,000円 |
子猫1年に最低【67,750円】かかります。
健康な成猫(長毛種3キロ) | ||
食費 | 26kg | 18,900円 |
おもちゃ費 | 4つ | 3000円 |
ケア費 | シャンプー カット【2回】 | 20000円 |
トイレ砂 | 10L | 4,000円 |
成猫1年に最低【45,900円】かかります。
猫を一生育てるには最低でも【524,650円(12年生きた時)】もかかってしまうのです。この金額はキャリーバッグやキャットタワーなどを買わずに、病気にもかからず保険にも入っていない状態の金額ですので実際はまだ増える事が想定されます。病気にかかると手術1回に30万取られる事もありますので、その子の健康状態や長生きをして介護が必要になると介護グッズも買わなければなりません。もし、グッズを揃えて病気にもかかり介護グッズも必要になった時はプラス70万は見ておきましょう。すると合計で【1,224,650円(12年生きた時)】程かかりますので、猫を飼うときは計画的に多く見積もっておきましょう。また、プラスに家具やパソコンなどの電化製品を壊してしまった場合その修理費や新しく買う費用が掛かってしまいます。
猫の食費
成猫の場合1日に3回分けて与えます。1日の摂取量は「猫の体重×体重1kgあたりの必要カロリー=1日に必要な摂取カロリー」になりますので、自分の飼い猫の体重を当てはめて計算してみましょう。肥満の子の場合、量を変えずに小分けにあげ徐々にエサの量を減らしていきましょう。また、「子猫」「成猫」「シニア猫」によってエサの種類を変えるように心がけてください。
子猫の食事
生後1年までの子猫の場合、3,4回程小分けにして与えましょう。あげる量はキャットフードに書いている事が多いので、それに従ってあげることをおすすめします。
成猫の食事
生後1年以上の子はもう成猫として扱われ、成猫の場合は食事を1日3回に分けて与えましょう。また、その子の運動量とキャットフードのカロリーの量を見ながら調整をしてください。
シニア猫の食事
愛猫が7歳以上になった場合、いくら元気でもシニア食に変える事をおすすめします。7歳を超えると、動かなくても消費されるエネルギー(基礎代謝)が少なくなるためキャットフードのカロリーを前まで食べていたものよりも少ないものを選びましょう。
猫のおもちゃ費
猫種やその子の性格によって、よく遊ぶこもいれば全く興味のない子がいたりします。よく遊ぶ子の場合、100均で売られている猫じゃらしだとすぐに壊れてしまい、あまり遊ばない子はすぐにその遊びにあきてしまうことが多いためおもちゃ選びをする時は、その子にあったものを選んであげましょう。いくら高いものでもその子が気に入らなければ意味が無いので、まずは手作りなものや100均のものから買うことをおすすめします。
猫のグッズ費
室内猫にはほしいキャットタワーや、移動する時に便利なキャリーバックを買うかたも多いでしょう。また、猫用のハウスやこたつ・ヒータ、ケア用品やキャットタワーキャリーバックなども含めるとプラスで10万円程かかってしまいます。けして安いものではないので、愛猫の性格や習慣を見極めて選んであげましょう。
自分のペットにピッタリなキャリーバックを選んであげましょう♪|ペットと人と人をむすぶメディア「petRibbon - ペットリボン -」
キャリーバックにも、カゴタイプ・ショルダーバッグタイプ・リュックタイプ・ベビーカータイプのものなどあらゆるタイプのものがあります。その中でも、自分のペットに合ったものを選び抜いてあげましょう^^
自分の愛猫にぴったりなベットやハウスをさがしてみては??|ペットと人と人をむすぶメディア「petRibbon - ペットリボン -」
猫の性格によってもベットの好みがかわってきます。自分の猫に合わせてベッドを決めることをおすすめします。
進化し続けているペットのグッズまとめ|ペットと人と人をむすぶメディア「petRibbon - ペットリボン -」
進化し続けているペット用品をまとめてみました♪
猫のケア
猫は年に2回のシャンプーに、爪切りもそれほどしなくてよいのでケア費は犬ほどかかることはないく、自分でケアをすることが多いのです。そのため、いたるところに爪とぎをしたり毛づくろい(グルーミング)をしてお腹の中に入った毛玉を吐き出したり、毛が抜けやすく舞い散ったりとこちらの負担はかかることになります。
猫の病院費
外に猫を出すかたはワクチン接種をおすすめします。猫のワクチンは5,000円〜7,000円程かかり、また去勢手術には11,000円〜18,000円程かかりますので猫を飼って1年目は医療費がかなりかかります。その後は猫にケガや病気にならない限り病院には行かないと思いますが、もしケガや病気にかかってしまった場合は診察料500円に薬代1000円程かかります。しかし、手術や通院となってしまった場合50万円や100万円と多額の費用になることもあります。
まとめ
いかがでしたか?
猫や生き物を飼う事は簡単ではありません。ですので、飼う前にしっかりと考える事が必要となってきます。ペットショップのケージの中の可愛いペットをみて飼いたいと思うこともあると思いますが、実際に飼うと事はお金もかかり近隣トラブルにもなってしまうので、注意しておきましょ。そのためには、飼う前からしっかりと調べて知識を付けておくことが大切になってきます。