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ワンちゃんは目薬をすっごい嫌がる!
ワンちゃんに目薬を差そうとした場合、すごい嫌がれた…という体験をする方が多いです。暴れるから目薬を差そうとしても落としてまい、一滴さすのに中身を半分くらい使ってしまった、という方も珍しくないそうです。
なんで目薬を嫌がるの?
犬が目薬を嫌がるのは、正面から目薬を差そうとしている場合が最も多いと考えられます。動物にとって目を見つめるということは、敵対行為を表すんです。たとえそれが飼い主であってもルールは変わらず、ワンちゃんは強張ります。
また、目は人間にとっても、ワンちゃんにとっても大きな弱点ですからとても敏感になります。そこに冷たいものが急に入るのですから、びっくりするのは当然のことですよね。
犬に怖がられないための目薬の差し方!
では、どのような目薬の差し方が適切なのでしょうか?実は、一つ決まったやり方があるんです。
1、後ろに回り、口周りを抑える
先に書いたように、ワンちゃんに正面から近づくとびっくりして抵抗されることとなります。まずは後ろからそっと近づいてあげましょう。そして、手を伸ばしてそっと口周りをつかんで固定します。ワンちゃんが急に動いたりして、目薬が差せなくなることを避けるためです。この行動はなるべく早く行いましょう。ワンちゃんが興奮する可能性があります。
2、目薬を犬の頭側に置き、目尻に一滴垂らす
頭の固定に成功したら、目薬をワンちゃんの頭側に持っていきましょう。犬の死角に持っていくことによって、ワンちゃんに落ち着きを持たせることができます。なにより頭部の近くなら目までの距離も近く、比較的簡単に目薬を差すことができるのです。
そして目薬は目尻の側から落とすようにしましょう。これもできる限りワンちゃんに見えないようにするための工夫です。
その後は5秒から10秒ほど上を向かせておきます。目薬がしっかりと浸透するようにしなければなりません。
3、目薬がすんだら、思い切りほめる
そして、これが最も大事なことです。目薬が終わったら、思い切り褒めて、オヤツを上げましょう。ワンちゃんにとって目薬はいいものだ、というふうに思ってもらうことはとても大事なことです。
※人間用の目薬は使っちゃダメ
たまに人間用の目薬を犬に差そうとする方がいらっしゃいますが、それは絶対にやってはいけないことです。そもそも人間用と犬用では、成分や濃度が全く違います。特に人間用は様々な成分が計算されて混ぜ合わされていることが非常に多く、ワンちゃんにとっては濃すぎる場合が多いんです。
犬用の目薬はお医者さんや、ペットショップ、通販でも手に入れることができますので、可能な限りそこで手に入れるといいですね。
Amazon.co.jp: 目薬 犬用
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角膜炎&結膜炎は要注意
上の病気になった場合は、市販の目薬では対処しきれない場合がほとんどです。お医者様から処方される薬を使うことが治るための近道だということを記しておきます。
結膜炎の記事は下にあります。もし結膜炎かもしれない、と思った方はこちらをご覧ください。
犬も結膜炎になるの!?実はワンちゃんもかかる結膜炎の対策法まとめ!|ペットと人と人をむすぶメディア「petRibbon - ペットリボン -」
人間も頻繁にかかる結膜炎ですが、実は犬にとってもメジャーな病気なのです。炎症を起こし、知らない間に失明一歩手前となってしまう場合も。結膜炎の発見方法と対策をまとめます。
まとめ
以上、ワンちゃんの目薬についてのまとめでした。
いかがでしたでしょうか。目薬は人間と同じく、ワンちゃんにとって大事な事柄の一つでもあります。嫌がらないように、できればワンちゃんにとって良い体験となるようにしてあげるといいですね!