トイレスペースをみなおす
犬はとてもキレイ好きな動物なので、自分が寝る場所にはトイレをしません。ケージやクレート、サークルなどに入れている場合は、そのスペースが適切でない場合があります。お留守番の時に同じ場所にトイレがあると、どうしてもシーツで遊びたくなるし、ウロウロできる範囲にウンチしてしまえば踏んでしまっても仕方ないですよね。
トイレをしてもいいスペースを確保し、犬のための寝床のスペースも確保してあげるようにすると、トイレはトイレスペースにするようになります。またトイレスペースでしか排泄をしないよう習慣づけることができれば、トイレスペース以外での排泄をしなくなるので、うんちまみれ…なんてこともなくなるかと思います。
メッシュカバーのトイレをつかう
トイレシーツを破いてぐちゃぐちゃにし、その上にウンチやおしっこをしてすさまじいことに…そんな子には、メッシュカバーつきのトイレがおすすめです。
ただわたしの場合、メッシュカバーの掃除も面倒だったため、半年〜1年くらいでメッシュカバーから普通のトイレに切り替え、今ではシートがあればシートの上でするようになりました。
ほかの飼い主さんたちの対策
うちの子の場合、おうちにきてから〜半年くらいは、お留守番してるときはゲージから1メートル位のリードでつないでました。それでトイレをゲージの外においてましたが、寝たり遊んだりはゲージの中もしくはその周辺で遊んで、ウンチを踏み潰したりすることはほとんどありませんでしたよ。スペースの関係上難しいかもしれないですが、サークルとは別の場所にトイレを移動させて覚えさせてみるのはいかがでしょうか?
朝・晩のお散歩量を増やす
留守中にうんちをしてうんちまみれになっている場合は、子犬にパワーが余っていることも考えられます。出掛ける前に子犬が疲れるぐらいに散歩させたり遊んであげれば、留守番のあいだおとなしく眠っていてくれるので即効性のある効果が期待できます。朝と夜、社会化の意味も含めて必ずお散歩に30分以上は行きましょう。エネルギー発散をさせてあげてください。少しでも疲れていれば走り回ることも少なくなると思います。
どうしてもトイレのしつけがうまくいかない場合
ハウストレーニングをおこなってもなかなかうまくいかない場合、分離不安症と言って、飼い主さんがいなくなるとパニックになってしまうというケースがあります。一人暮らしの方が飼う場合、ショップ生活が長かった場合等は可能性が上がるようです。
分離不安の状態に陥ると、犬は家に一人きりになると途端に活発に活動を始めます。不安やストレスを和らげようと、家具をかじったり、カーペットを引き裂いたり、トイレではない場所に粗相をしたりと、やりたい放題です。飼い主から見ると「なんてバカ犬なんだ」と思うかもしれませんが、そうさせているのは飼い主の行動のせいなんですね。
分離不安についてよく調べてみて、トイレの前にまずはハウストレーニングでお留守番トレーニングをためしてみましょう。
犬猫の分離不安症とは、どんな病気?
猫や犬にみられる、分離不安症(ぶんりふあんしょう)という名前の病気、ご存じでしょうか。ペットオーナーが留守になると吠えたり、粗相をしたり、家具をかじったり、果ては自傷行為まで。子どもの頃、一緒にいたはずのお母さんから離れてしまい、不安な気持ちになってしまったことはありませんか?この不安な気持ち、実は愛犬たちも抱くことがあるのです。