犬を飼い始めて注意することと行ったら「犬の順位付け」ですよね。どうすれば犬から下に見られないようになるのか・・・など気になっていたと思います。しかし、最近では階級にはあまり重視していないのでは?と言うことも言われてきています。
そこで今回は順位付けされいない説と、犬が下に見たときにされるであろう「問題行動」について紹介していきます。
オオカミと犬の関係
オオカミを飼育用としたものが犬になったと言われています。その為、オオカミの習性や本能は受け継がれているのではないか?という考えから、「犬は順位を付けている」と言われるようになりました。遺伝子から調べると、オオカミと近いことが判明されているようです。遺伝子的に一番近い犬種は、「柴犬」と言われています。現在ペットとして飼われている「イエイヌ」ですが、これはタイリクオオカミの亜種の一つとしてみられています。
リーダーの存在
犬の先祖と言われている「オオカミ」は「リーダー」を作り、群れで生活しています。ですので、犬もオオカミのように階級社会を意識しているのではないか、と言われてきました。しかし、最近になるとオオカミほど意識しているわけでは無いことがわかってきました。では、どうして飼い主の言うことを聞くのに、他の人の言うことはきかないのでしょうか?
それは、自分の行動は意味があるのか無いのかの損得を考えているから、と言われています。
問題行動
人を下に見ることにより、おこるとされている問題行動をまとめてみました。
◎リードを引っ張る
◎先に餌を食べようとする
◎ベットを独占する
◎甘噛
◎ものを渡さない
◎マウンティング行為をする
しつけの方法
これら行為はしつけを行えばしなくなりますので、ゆっくりと焦らずにしつけをしてあげてください。犬は賢い動物です。すぐに覚えてくれます。怒鳴る・叩くなどの事をせずに、問題行動をした時は基本的に無視をしましょう。そして、出来た瞬間に褒めてあげることに意識をすると、スムーズにしつけができます。
リードを引っ張る
ヘッドラッカーという犬の口周りに巻くグッズがあります。これは、犬がリードを引っ張ると口周りにまいたリードが、自然と口に圧力がかかるようになっています。リードを引っ張った瞬間に罰を与えること・近くに来たらご褒美を上げることに意識をしておきましょう。
先に餌を食べようとする
愛犬をリードで固定し、届きそうな所に餌を置きます。そこで、なかなか食べれないため「お伺い」を立ててきます。その後、マテを実行し指示が通れば許可を出す。を繰り返していくうちに、食べ物の前に来てもマテの状態が出来るようになれば、しつけは終了です。
このしつけは拾い食い防止にも役に立ちます。
ベットを独占する
飼い主と同じベットに寝ないように、ハウスで寝るように習慣付けさせましょう。
甘噛
遊んでいる最中に甘噛をした場合は、すぐに遊ぶことをやめましょう。そして、ひたすら無視をします。噛むと構ってもらえなくなる事を教えていきます。
ものを渡さない
遊んでいるときに、興奮をしておもちゃを離さないことがあります。そのような時は「ちょうだい」を教えていると、すぐにはなしてもらえます。
おもちゃを噛もうとする瞬間に「ちょうだい」といいます。
次におもちゃで遊び、興奮するまえに「ちょうだい」といい、おもちゃをもらえるようにします。離した瞬間に褒めてあげてください
マウンティング行為をする
マウンティングをされても、ひたすら無視をしましょう。意味のない行為だという事を教えていきましょう。
まとめ
いかがでしかたか?
順位を付けているとされていた犬ですが、実は順位を付けてはいないのではないかといわれてきました。
「問題行為」は「しつけ」をすることで治すことが出来ます。出来るだけ小さいうちにしつけをおこなっておきましょう。ゆっくりでも構いませんので「怒鳴る・叩く」はあまりしないようにお願い致します。