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ペットロスの原因は?
ペットロスとは、ペットとの死別や逃げ出してしまったり、盗難にあった時など急にペットを失う事により発症します。この「ペットロス症候群」という病気は日本では2000年頃から徐々に増え始めております。
ペットロスになりやすい人ってどんな人?
ペットに依存している人
ペットを愛し我が子のようにかわいがっている人が、なりやすい傾向にあります。「愛犬のため」とペットに尽くしてしまうことで、いなくなった事に対して納得できずに落ち込んでしまう事があり、ショックも人一倍大きく受けてしまいます。
ペットに対する後悔がある人
愛犬などのペットに対して「あれをしてあげればよかった・・」「もっとこんなことをしてあげればよかった・・」などの後悔が残っている人は、なりやすい傾向にあります。もっとしていれば長生きできたのに・・などと、自分を責めてしまい落ち込んでしまう事があります。
ペットロスになるとどんな症状が出るの?
ペットロスにかかると次のような症状が出てきます。自分はペットロスではないかチェックしてみましょう。
- 寝られなくなる
- 元気が出ない
- 気分が落ち込む
- 何もやる気が出ない
- 食欲がなくなる
- 食欲が増え、暴食が多くなる
- 愛犬がいるかのような錯覚や幻聴が起こる
- いなくなった事が受け入れれずに、「帰ってくる」と考えてしまう
- めまいが起きる
など主に精神的な症状が現れてきます。また、うつ病や摂食障がいのように合併症を引き起こすことがあります。症状が重度になっていくと、幻覚・幻聴などが見え始め精神的な症状が出てきてしまします。
ペットロスに予防法はあるの?
ペットロスの原因はペットを愛し過ぎることにより、急な死を受け入れられずに精神的な症状が出てきてしまいます。かと言って、「愛さない」という選択肢はしないでください。飼う前にしっかりと「私たちよりもペットの方が寿命が短い」という事を受け入れることが大切です。自分よりも先に死んでしまうと前々からわかっていれば心構えができ、少し余裕が出てくるのではないでしょか。
ペットロスを乗り越えるにどうしたらいいの?
我慢せずに泣きましょう
泣きたい時は思いっきり泣きましょう。我慢してしまうと、かえってストレスがたまり悪化してしまうことがあります。泣いたら愛犬が悲しむから泣いてはいけない・とは考えずに、悲しい時はどん底まで落ちる感覚で落ち込んだことにより克服できた方もいるそうです。
同じ悩みを抱えている人と交流しよう
一人で悩みこまずに相談してみましょう。インターネットには、ペットロスになった方が投稿しているブログや、掲示板などがあるのでそこにコメントしてみたり、読んだりしてみてはいかがでしょうか?ペットロスから克服した人の克服方法を元に実践してみるのも、一つの手としてあります。同じ病気になった人の体験談や克服例を見るだけでも「この人はちゃんと克服できたから私も頑張れる!克服できる!!」と勇気をもらえるのではないでしょうか。
虹の橋を読んでみる
他にも「虹の橋」という詩を読んで、立ち直ろうと勇気を貰った人も多いです。この詩には、「虹の橋の前で飼い主を待って暮らしている。いつか飼い主が来た時は一緒に虹の橋を渡り、天国にいきましょう」という詩です。1度読んでみてはいかがでしょうか?
お酒はほどほどに・・・
現実逃避のためアルコールなどのお酒類に逃げ、アルコール中毒を引き起こしてしまうこともあるので、お酒は取りすぎずに適度の摂取量でお願い致します。アルコール依存症になると、またその治療も行わなければなりません。
ペット火葬をしてみる
今ではペット火葬が主流となってきています。現実を受け入れるためにもちゃんとお別れの儀式を行い、天国へお見送りしてあげてください。個別火葬ですと、お骨を持ち帰る事やペンダントなどにいれ肌身離さずに持ち歩くことができます。無理に忘れようとせず、焦らずゆっくりゆっくりと現実を受け止めていくことが大切です。
まとめ
いかがでしたか?
ペットロスは個人差が多く、軽度の人もいれば重度の人もいます。一人で悩まずに他の人に相談をし、「誰もわかってくれない」と感じてしまう時は、同じ悩みを持った人の話を聞いたりブログを読むことをおすすめします。慌てずにゆっくりと治していきましょう。