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ミヌエットってどんな猫?知っておきたい基礎知識(性格・歴史・育て方・かかりやすい病気)・生体図鑑

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ミヌエットってどんな猫?知っておきたい基礎知識(性格・歴史・育て方・かかりやすい病気)・生体図鑑

名前

ミヌエット

もともと「ナポレオン」と呼ばれていましたが2015年に「ミヌエット」という名前に改名されました。

ミヌエットの歴史

ミヌエット祖先・ルーツ

歴史は浅く、ペルシャ系の猫(エキゾチックショートヘア・ヒマラヤン・ペルシャなど)とマンチカンを配合して作られた猫種です。ジョセフ・B・スミス氏という犬のブリーダーをしていた方が猫の「マンチカン」という猫に魅力を感じ、よりマンチカンの魅力を引き出せなかと研究していき1996年に「ナポレオン」という新種を産み出したのです。マンチカンは「短い足」が特徴的なのですが、中には長い足の子も産まれてくるため固定化をしたいと研修をしていったと言われています。約15年間もの研究をえて、ナポレオンが誕生しました。しかし、ナポレオンは毛の長さや毛の色が固定されていないので、正式に認められるには時間がかかったようです。今ではTICA(The International Cat Association)に「ミヌエット(元ナポレオン)」として登録されています。

名前の由来

もともとは身長が低い英雄「ナポレオン」をモチーフにして名前を付けられていましたが、フランスの人に失礼なのではないのかといわれ、2015年に「ミヌエット」に改名されました。

ミヌエットの出身地

アメリカのブリーダーさんにより品種改良して誕生しました。

ミヌエットの生体

ミヌエットの特徴

マンチカンのように足が短く、ペルシャ系の猫のような長毛の美しい毛を持っています。マズルはペルシャ系の猫程低くはないですが、一般の猫よりは低いです。

ミヌエットの性格

ミヌエットの性格はペルシャ猫のように甘えん坊なところもあり、またマンチカンのような好奇心旺盛なところもあります。子猫の時は特に活発になる時期なので、たくさん走り回れるように遊んであげてください。また、抱っこされたり必要以上に構われたりすることを嫌がりますので、可愛いからと構いすぎてはストレスを与えてしまうことがあるので注意しましょう。人懐っこく初めての人でも怯えることが少ない子が多いです。

体重・寿命

体重:2〜4kg

寿命:12〜14歳

ミヌエットの食事

ミヌエットは意外と筋肉質で食事の管理をしっかりしておかなければ、すぐに太ってしまいますので、十分に注意しておきましょう。「ついつい」の与え過ぎには気をつけてくださいね。

ミヌエットの運動量

活発で走ったり運動することが大好きな猫ですので、家の中でも十分に走り回ることのできるような所を準備してあげましょう。よく走り回るので、マンションや下の階に住民がいる方などは床を駆け巡る足音や、爪のカリカリ音が騒音トラブルの原因になることもあるので注意しましょう。

ミヌエットのケアの方法

ミヌエットは基本長毛なため、週も1,2回はブラッシングを行ってあげましょう。長毛の猫をブラッシングせずに放置してしまうと、歩けなくなるほど毛玉ができてしまいますのでしっかりとケアしてあげることが大切です。短毛の子も週に1回はブラッシングしてあげてください。

ミヌエットは初心者の方でもおすすめ!

ミヌエットは甘えん坊で警戒心も少ないため人に懐くのが早く、また、かしこいのでしつけをするとすぐに覚えてくれます。あまり鳴かないので、マンションで飼うこともできます。しかし、床がフローリングの場合走り回ることの好きなミヌエットのため、滑って転けたり下の階の人と騒音トラブルになることもあるので、カーペットやマットを引くなどして対策をとっておきましょう。

ミヌエットとの上手なコミュニケーションの取り方

ミヌエットは抱っこされることを嫌がりますので、無理に抱っこをしたり膝の上でじっとさせようとするとストレスを感じさせてしまうので、なるべくしないようにしましょう。また、走り回ることが好きなのでキャットタワーなどに固定されているものよりも、飼い主さんが手で持って遊ぶタイプの猫じゃらしなどをおすすめします。

ミヌエットのかかりやすい病気

心臓病

【症状】元気がなくなる・ご飯を食べなくなる・運動することをいやがる・呼吸が荒くなる・咳をすることが増える・歩き方がぎこちなくなる・貧血状態になる(眼や歯ぐき、耳たぶなどが黄色くなる)・ぐったりとしている・

【治療】症状や病気の種類によって異なりますが、主にお薬を使い心臓の働きを促し改善していきます。

【予防】生れつき遺伝が原因の先天性のもや、加齢によるのもが多いので予防は時にありません。早期発見早期治療を行うために、」日頃からの観察をしていおきましょう。

結膜炎

【症状】目やにが出る・涙が出てくる・目を気にしている様な仕草をする・目が赤く充血する・目が腫(は)れる

【治療】点眼剤で治療を行います。細菌が原因の場合は抗生剤の入った点眼剤を使用することがあります。

【予防】ウイルス性のものになりやすため、ガーゼや猫用の点眼をし清潔に保つことで予防できます。また、予防接種やウイルスに感染している子となるべく接触させないようにしましょう。

呼吸器疾患

【症状】せきがでる・食欲がなくなる(食欲不振)・熱が出る・吐く(嘔吐)・激しい咳やタンを出す

【治療】治療法はそれぞれの原因や病気によって異なります。

【予防】ウイルスから来る場合もあるので、ワクチン摂取やウイルに感染した猫との接触を減らす事が大切です。

まとめ

いかがでしたか?

可愛いからと見た目だけで判断せずに、しっかりと性格や自分との相性も見て決めてあげてくださいね♪もし、この猫種がいいなと思った方は「ブリーダー」から直接この子はどのような性格なのかなどをきくと良いでしょう。

ミカ
小動物看護師の資格取得を目指し中!山育ちのため動物や自然が大好きです。ペットは「猫・犬・鶏・ハリネズミ・うさぎ・亀・メダカ」を飼ったことがあります。おでかけ・カフェ巡りや甘いスイーツが大好物です♪