目次
− ペットが死んだら、お経をあげてもらうことはできますか?
はい、ペットでも人でも同じようにお経をあげることはできます。
お経をあげてもらえませんか?と直接お問い合わせいただいたときと、ペット火葬をおこなっている施設さんから声がかかったとき(ペットのお葬式と、火葬したペットたちの供養祭や慰霊祭をおこなうとき)に、ペットのためにお経をあげているのだそうです。
ですので、直接お問い合わせをするか、ペット火葬業者を探す際にお経をあげてくれるのかを確認したら良いとのことでした。ちなみに直接問い合わせをすると、慰霊祭など以外の、たとえば初七日や49日、初盆、1周忌などでもお経をあげてくださるそうです。
− 服装で気をつけることはありますか?
お経をあげるときに気をつける服装は特にありません。葬儀の際は、気にされる方もいるようで、それは各葬儀業者さんにお問い合わせした方がよさそうです。
− どんなお寺でもお経をあげてくれるの?
特に断る理由はなく、(おそらく)多くのお寺さんは、お願いしたらお経をあげてくれるのではないか、とのことでした。ただし、すべての人が動物が好きというわけではないので、ほかの檀家さんの手前、積極的にその看板を掲げることもあまりないそうです。お付き合いのあるお寺さんがいればそのお坊さんに、いなければ、ご近所のお寺いくつかにあらかじめ電話して聞いておくのが良いですね。
− あげるお経はペット用?
人と同じお経をあげます。お経の中で戒名を読み上げるのですが、(このお寺では)ペットに戒名をつけることしていないので、読み上げるときにいろんな名前があって、「猫のポチ」とか「犬のミーちゃん」とかがいて、ちょっと不思議な雰囲気になるそうです。
− 犬や猫だけでなく、どんな動物でもお経をあげてくれるの?
はい、過去にはハムスターとか、うさぎとか、亀、猿、馬、インコ、オウムもいましたよ。
− お布施はいくら包むべき?
ペット家族と同じ、と飼い主さんは考えていますよね。お坊さんも、人と同じように接してくださります。お布施に関しても、お気持ちで問題ないとのこと。
失礼ながら更につっこみ、一般的においくら包むのか聞いてみたところ、人間であってもエリアによってお布施の金額は違い、地方で1万〜3万円、都心部で5万〜10万円くらい、20万円払う檀家さんもいるそうです。(もちろん下限上限はありません。)
ですので、天候や交通費などを考え、飼い主さんが払える金額をお支払するのがよさそうです。
ペット火葬業者でお経をあげる際に、オプションで10万円…と言われた人もいるそうですので、業者に依頼する際には事前に確認をしておいたほうがよさそうですよ。
ペットが死んだらどうする?信頼できる業者の7つの見分け方
愛犬・愛猫が亡くなってからペット葬儀業者を探すと、あせってよく調べないまま頼み、結果後悔することも。また田舎の場合は県内に3件しかないなどで下見が十分できないことや、ホームページのない業者もあります。できれば事前に複数の業者を調べ、比較検討し信頼できる火葬業者を選んでおきましょう。
弔事袋にはお布施と書いて大丈夫?
問題ありません。お布施は一番無難な書き方です。
いつものお寺さんに相談してみて
すべての人が動物が好きというわけでもありませんから、あえて告知しているお寺も少なく、知られていません。ですが、人と動物の命に差をつけるようなことはありませんので、いつものお寺さんに相談してみてくださいね。