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飼い犬がケガをした!意外と分からないワンちゃんの外傷対処法!

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飼い犬がケガをした!意外と分からないワンちゃんの外傷対処法!

犬の傷の原因は?

基本的な飼い犬は、日常飼われている範囲内から外に行くことはないため、その範囲内にケガの原因となるものが置いていないなら外傷に至ることはありません。

ただ、ひょっとしたものが他の動物が原因となってケガをすることになります。野良猫に吠えたら逆に引っかかれたりとか、散歩中にガラスの欠片を踏んでしまったりなどといったことから外傷を作ってしまうのです。

意外と見分けらない、犬の傷

軽い傷であればあるほど、ワンちゃんの外傷は確認しにくいものです。大きな傷なら足を明らかに引きずっているため分かるのですが、小さな傷の場合は仕草があいまいなことがありますので、注意して見分けなければなりません。

一か所をしきりに舐めていたら、外傷のサイン

小さな傷は、ワンちゃんが同じところをしきりに舐めている、という場合に疑ったほうがいいです。特に足の裏などの、ケガしやすい場所をなめている場合は分かりやすいでしょう。ちょっと見せてもらうと、そこに傷があった!ということが多いですので、ワンちゃんが同じ場所をなめていたら外傷を疑ってくださいね。

少しの傷なら放っておいたほうがいい!?

アルコールなどで消毒するというちりょうほうがもっとも一般的なものですが、実は軽い傷の場合はむしろ何もしないほうが治る効率が良いのです。

ちょっとした傷は、水で洗い流してごみを洗い流せばそれで終わりになるでしょう。

ただ、大きな傷の場合は、必ず動物病院に連れて行くようにしましょう。傷口が大きなときはそこから雑菌が入り、化膿したり破傷風になる恐れがあるためです。動物病院では傷の縫合も行ってくれるため、直接的に治してくれることもあるのです。

犬の止血法!傷が大きいときに止める方法は?

擦りむいた場合、切った場合

出血が少ない場合は、患部にガーゼを押し当ててあげるといいでしょう。しばらく押さえておけば次第に出血もなくなっていきます。

出血が多い場合は、患部から心臓に近い動脈を縛り、心臓から来る血液を減らすという方法があります。これは大きなけがの場合極めて有効ですが、長時間その状態で放って置くと縛ったところから先が壊死してしまいます。この処置は応急的な効果しか示さないので、終わった後は早急に動物病院に行くようにしましょう。

爪が折れていた場合

犬の爪が折れていた!という場合は、先端から折れているか根元から折れているかで対応方法が変化します。

根元から折れている場合は、その先の骨から折れている場合が考えられますので、患部をタオルでくるんだら早急に動物病院に行ってください。それすらも嫌がる場合がありますので、その場合は無理に患部を何かで防護しなくても大丈夫です。

しかし、この場合に犬に患部を舐めさせることだけは止めさせてください。唾液から雑菌が入り、患部が化膿する可能性があります。

先端から折れていた場合は、犬が痛がっていない場合は爪切りで整えたら放っておいても大丈夫です。ただし腫れていたり痛がっていたりした場合は動物病院に連れて行くようにしましょう。

エリザベスカラーをつける

傷の治療後でも、ワンちゃんが傷口を気にして舐め、悪化することがあります。それを防ぐためのエリザベスカラーを装着することも選択の一つです。これは継続的に使用可能なものですので、一つ持っておいても損はないと思います!

まとめ

いかがでしょうか?

犬の外傷の治療法は、ケガの度合いや場所によってアプローチの仕方が異なっているものです。それぞれに合わせた治療法を選択し、時には動物病院に行くこともためらわないでくださいね!

でも一番は、ケガをせずに元気に暮らしていくことです。ワンちゃんがいつまでも健康でいることを願っています!

泉遼樹
大分県別府市在住、ライター。ひとところにじっとしていられない性格で、定期的におでかけ・旅をしている。ペットに関しては実家のトイプードルが大好き。だが犬か猫かといわれると猫派。これだけは誰に言われても譲れない。