目次
愛する犬や猫を亡くすことは、とても悲しいことです。最近ではペットを家族同様と考えている方が多く、ペットの火葬や葬儀が一般化してきました。火葬でのマナーや作法は人間と同じようにするのか?火葬時の服装は普段着でもいいのか?などの疑問が出てくると思います。そこで、今回は、ペットが亡くなった後の火葬での体験談などを紹介して行きたいと思います。
目次
- ペットの火葬の服装は?
- ペットの棺桶(かんおけ)の中にはお花など入れてもいいの?
- 亡くなって火葬までの間何をしたらいいの?
- 犬が亡くなったら手続きがいるの?
- お骨はもって帰れるの?
- まとめ
ペットの火葬の服装は?
ペット専用の火葬場などは、普段着でも構いません。しかし、普通の葬儀場に併設されているところでは黒に近い服装にしたほうがよいです。一般の人間の葬儀に参列されている方がいらっしゃりますので、その方たちと遭遇した時に普段着だと場違いな雰囲気になってしまいます。実際にこの経験をした人は「いたたまれない雰囲気で辛かった」そうです。
ですので、ペット専用の火葬場は平服でも良さそうですが、一般の葬儀場と併設されている場合は、暗めの黒っぽい服装の方がよいと思います。
ペットの棺桶の中にはお花など入れてもいいの?
棺桶(かんおけ)の中にものをいれることができます。お花の他にも、大好きだったおやつ・よく遊んだおもちゃ・フード・手紙・写真など入れることができます。しかし、ビニール製のものや燃えないものなどは入れないほうがよいでしょう。葬儀場の方でも規制している所もあるので、入れてもいいものか聞いて入れてあげましょう。
亡くなって火葬までの間何をしたらいいの?
愛するペットが亡くなるのはつらく悲しいことです。最後は、キレイな形のまま見届けてあげるためにも、丁寧に処理をしていきましょう。
安らかな姿とは
犬や猫の死後硬直は想像以上に早く手足〜腹部〜頭部の純に硬直していきます。そのまま放置してしまうと手足が突っ張ったままになり、棺桶(かんおけ)に入らない可能性があります。そのため、硬直が始まる前・始まってすぐは前肢後肢を優しく胸の前に折り曲げてあげましょう。
キレイにしましょう
ブラッシングやぬらした温タオルで身体を吹いたりして、キレイに美しくしてあげましょう。また、口から唾液が出てきたり肛門から汚物が出ることがあるため、ペットシートなどを引いてください。
お腹を冷やします
安静な状態になりましたら、おなかや頭を冷やしていきます。ドライアイスや保冷剤、アイスノンなどがあれば、それをおなかや頭に置きタオルでくるんでおくとよいです。また、外気に触れてしまうと腐敗が早まるので、バスタオルやタオルケットなどで身体をおおい、外気やクーラー、扇風機などの風が当たらないようにしましょう。
「ペットの犬や猫が死んだら」死んだ直後からペットの火葬・埋葬方法や供養までの流れ|ペットと人と人をむすぶメディア「petRibbon - ペットリボン -」
もしペットが死んでしまったら、何をしたらよいでしょう。火葬して、ペット葬祭業者に頼む。葬儀をしないまでも供養をしてもらったり、遺骨をいただく、永代供養を頼む。所有する土地・庭に埋める。所有する土地や庭がない場合は、市役所に引き取ってもらう。すぐにすることからペットの火葬・葬儀、納骨の選択肢や法要までの準備やマナー、流れをご紹介します。
犬が亡くなったら手続きがいるの?
犬が死亡した場合手続きが必要になってきます。保健所に行き、鑑札及び狂犬病注射票を添え飼い犬登録の抹消手続きを行います。血統書付きの犬の場合、登録団体にも連絡をしてそちらの指示に従い、手続きを行います。
お骨はもって帰れるの?
持って帰る事は出来ます。家に持ち帰り49日間家の祭壇に置き、その後火葬場に納骨して貰う方がおおいようです。しかし、その期間などは決められておらず、宗教などに基づいて49日で納骨する方が多くなっているようです。お骨を持って帰るためにはプランをしっかりと見ていく事が重要です。個別火葬でないと、骨を貰うことができません。合同火葬になると、他の犬とも一緒に火葬をするため、どれが自分の子かを判断することができませんので事前にチェックしておきましょう。
まとめ
いかがでしたか?
ペットの火葬について少し疑問が取れましたでしょうか?初めてペット火葬をしようと考えている人や前回したけど、念のため確認するような方などがいるのではないのでしょうか。可愛いペットの最後は丁寧にしてあげてください。