目次
- 大前提に猫は爪切りが大嫌い・・・
- いつから爪切りをしたらいいの?
- こんな場合は爪を切らないでもいい?
- 爪切りのタイプは何がいいの?
- ギロチン型の猫の爪切り
- ハサミタイプ
- 電動ヤスリ
- 猫のつめ切りの方法
- 観察をする
- 猫を優しく抱っこする
- 爪きりの合図をする(爪きりに慣らす)
- 肉球をぷにぷにして爪を出す
- 爪をよく見て切ります
- 猫の爪切りをする時のポイント!
- 1度にすべての爪を切るのではなく、少しずつがポイント
- 【裏技】タオルで顔を隠す
- 猫の爪切りをしないとどうなるの?
- 巻爪になり肉球に突き刺さる
- 爪が引っかかりやすくなり爪が抜けてしまうことも
- 爪の外側がポロッと取れることも
- サロン・病院でツメを切ってもらう
- 爪きりの相場とは・・
- もし自分で爪きりをして失敗してしまった場合
- 血が出たらまずは止血を!
- 止血をしたあとは様子を見ましょう。
- あとはたくさん褒めてたくさん謝ります。
- まとめ
大前提に猫は爪切りが大嫌い・・・
猫を飼っているペットオーナーさんで、1度は挑戦したことがある「爪切り」です。しかし、なかなかすんなりと爪を切らせてもらえるはずもなく、怒って大暴れをし泣き叫んだり噛み付いたりしてくることが普通です。小さい頃や飼ったばかりの時は信頼関係がまが無いので、猫ちゃんにとってはとても不安でしかありません。また、爪を切ることで嫌いになり信頼関係が築かれる前に崩れてしまう事があるので、嫌がる猫を無理やりに押さえつけて爪切りを行うことはしないようにしましょう。
いつから爪切りをしたらいいの?
飼い猫ちゃんが生活に支障が出てくるようになると爪を切るタイミングです。畳や絨毯(じゅうたん)に爪を引っ掛けて上手く歩けないときなど、爪がどこかに簡単に引っかかる時が爪を切るタイミングです。爪が伸びる周期としては子猫の場合は1.2週間で伸び、成猫の場合は2.3週間で伸びます。完全家猫の場合は1ヶ月に1回の感覚で爪きりをおこなうことをオススメします。
こんな場合は爪を切らないでもいい?
外で飼っている場合はコンクリートを歩くたびに自然と削れていくので、爪を切る必要がなくなってきます。筆者の飼っていた猫は外に出ることが多かったので、爪を切らなくとも岩に登ったり木に登ることに寄って自然と削られていました。また、猫によっては爪とぎで上手くとげる子もいるので、爪切りの必要はありません。ただし、爪とぎが上手くできずにいる子は常に爪切りを行わなければなりません。また、最近では完全家猫が増えているので、定期的に爪を切ってあげる必要があります。
爪切りのタイプは何がいいの?
爪切りでもタイプがありますので、その特徴について見てみましょう。
ギロチン型の猫の爪切り
よく使われている「ギロチンタイプ」。ギロチンの様に下に刃が隠されており、グリップを握ると下から刃が出てきて切れるようになっています。切れ味がいいため、猫ちゃんも安心して切ることができるようです。獣医師さんやトリマーさんはこのギロチンタイプのものを使用しているところが多いです。
ネイルトリマー ZAN ギロチンタイプ
¥1775(税込)
一般的な小さい猫の爪切りを使っていましたが、扱いにくくて困っていました。
獣医がギロチンタイプを使っていたので試しに購入し試したところ、サクッと切れる切れ味に驚きました。猫も爪切り行為に対してあまり違和感を覚えなかったようです。また、人間側もはさみタイプよりもしっかり握ることが出来るので、安全だと思います。
ハサミタイプ
ハサミの先がカーブしており爪が切りやすい語りになっています。ハサミタイプなので、見た目も捲くる小さく可愛いので猫ちゃんにとっても安心してもらいやすい形です。また刃の先っちょも丸くなっているため、刺さることもなく安全です。
電動ヤスリ
爪切りだけだと、切った直後は人間と同じようにひっかけやすくなってしまいますね。なので、このタイプは爪を切ったあとに尖った爪をなめらかにするために使います。
猫のつめ切りの方法
観察をする
まずどこの爪が伸びているのかを確認します。確認する時は普段の行動をみておき、シートやクッションなどにツメが引っかかり始めた頃に、足元をよく観察してどの爪を切るのかを決めます。
猫を優しく抱っこする
猫を安心させるように優しく抱きかかえます。抱きかかえてすぐに爪切りを始めてしまうと「抱っこされる=爪切り」とおぼえてしまうので、近寄って来なくなることがあります。そのため、日常的に抱きかかえてスキンシップをすることで抵抗なく抱っこをさせてくれるようになります。
爪きりの合図をする(爪きりに慣らす)
「爪きりをするよー」と声を掛けながら、ツメキリを見せます。見せたときにじっとおとなしくしていたら、たくさん褒めてあげてください。逃げてしまった時は、また時間を開けて行う様にしましょう。見せたときにじっとして慣れたとあとは、目の前でハサミを動かしでみます。動かしたときに暴れようとせずじっと見ている時は、また褒めてあげてください。爪切りに慣れたところで、さっそく切り始めます。
肉球をぷにぷにして爪を出す
さてこれから爪を切り始めます。指先の肉球を摘むと爪が根本から出てきます。強くつまんでしまうと痛がって、威嚇してしまいますので優しくマッサージをするようにして爪を出しましょう。
爪をよく見て切ります
手の中に隠れている爪をよく見ると根っこの方に爪の中に赤くなっているところがあります。その赤くなっているところは神経が通っており、間違えてここまで切ってしまうととても痛がり、怪我をしたようになってしまうので十分に注意しましょう。
猫の爪切りをする時のポイント!
1度にすべての爪を切るのではなく、少しずつがポイント
慣れていない時は、1回捕まえたらすべての爪を切ろうとすると猫にものすごいストレスが貯まり、更に大暴れしてしまいます。その後も機嫌が悪くなかなか近寄ってくれなくなってしまいます・・そのため、慣れいないときは1回捕まえて2.3箇所切ったら開放させてあげてくだいさい。また日にちを変えて今度は別の爪を切るなど、焦らずに徐々に鳴らしていくことが大切です。
【裏技】タオルで顔を隠す
タオルで顔を隠すことによって「じっとして落ち着く」という裏技があります。この方法は、目の前を暗くして視界による刺激をなくし、威嚇しにくくすることでじっと動かなくなるのです。しかし、この方法もストレスに感じる事があるので、毎回するのではなく慣らしていくためにも時々タオル無しをすることも必要です。
猫の爪切りをしないとどうなるの?
巻爪になり肉球に突き刺さる
猫の爪は釜のような形になっており、伸びると内側にに丸まってくるのです。そのため伸ばし続けると肉球に突き刺さり怪我をしてしまいます。爪が指に刺さっているのですから、痛くないはずがありません。床に血がついていたり手を痛がる用にしている場合はよく監査血してあげましょう。
爪が引っかかりやすくなり爪が抜けてしまうことも
普通に歩いているだけでタオルや毛布などに引っかかる時は要注意です。普段猫は爪を手の中に隠して生活し、威嚇や獲物を捕獲するときに爪を出すのです。
爪の外側がポロッと取れることも
zふと床をみると猫のツメが落ちている!ということがあります。初めて見た時は驚くとは思いますが、よく見ると中身がすかすかしており爪の外側がポロッと取れているのです。筆者の飼っている猫も1.2年に1回は、剥げている爪が床に落ちている姿を見ることがあるので、けして珍しい事ではないようです。
サロン・病院でツメを切ってもらう
自分で切るのが怖い・・・と思っている人はいる方はペットトリマーさんや獣医師さんのようなプロの人に切ってもらうことも出来ます。
爪きりの相場とは・・
動物病院で獣医師さんに頼む場合は500円でしてくれてる病院が多いようです。高くても1000円ほどですので、気軽に頼むことが出来ます。ペットサロンに頼む場合も平均500円でしてくれます。そのため、高いと思う人は自分で爪きりをする人が多いようです。
もし自分で爪きりをして失敗してしまった場合
割と飼い主さんあるあるで、初めてツメを切ったときなど、深爪になってしまう事が多々あります。まだ慣れていないなか、暴れる猫を押さえつけて焦って切ってしまうと深爪になる確率が高くなります。
血が出たらまずは止血を!
爪きりをして流血してしまった場合、清潔なガーゼなどで傷口を抑えて止血をしまししょう。神経を切ってしまうと大量に出血してしまうので、慌てずゆっくりと丁寧に止血をしてあげましょう。また、止血剤を使って止血をしましょう。猫や犬の爪きりは失敗が多いので、止血剤を常時していることをオススメします。
止血をしたあとは様子を見ましょう。
血が止まったあとは、そのまま様子をみましょう。よく様子を見て、もしまた血が出てしまったときは、再び止血を行います。これを繰り返していくうちにまたツメが伸び、良くなってゆきます。
あとはたくさん褒めてたくさん謝ります。
深爪をしてしまうと、「痛いことをされた」「抱っこされたらまた痛いことをされる!」と認識してしまいますので、たくさん謝りましょう。また、抱っこされると褒めてくれると再認識してもらうためにも、無理に近寄ったりせずに愛猫から寄ってきたら褒めて上げてください。深爪は嫌われる原因にもなりますので、注意しましょう。
まとめ
いかがでしたか?もし、愛猫の爪をいまいち観察していなかった!という方は一度怪我をおわせる前に確認してあげましょう。また、爪切りにはコミュニケーションも必要ですので、日頃からのコミュニケーションも大切にしてくださいね。