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たけのこの栄養ってなにが入っているの?
たけのこは食物繊維がとても多く、キャベツと同じぐらいだといわれており、人間の場合食物繊維は便秘や胃がんの予防の効果があるとされています。実は犬も人間と同じく、便秘に効果がありまた、食物繊維は消化されないので腹持ちがいよく肥満対策として期待されています。
たけのこの食べ過ぎに注意
たけのこにはアクがあり、食べすぎてしまうとアレルギー症状を起こしたりニキビの様な吹きてものができたりしてしまうますのでほどほどに食べるようにしましょう。
犬にたけのこを与えてもいいの?
たけのこは食べさせない方がいいでしょう。玉ねぎやチョコレートのように中毒症状が出るわけではありませんが、消化不良や喉につまらせてしまったりすることがあるので、食べさせないようにしましょう。
食べた後のウンチを観察しよう
たけのこを食べた後は愛犬のウンチを観察し、消化不良のものがあるかどうかをしっかりと見ておきましょう。もし、不消化便が出てしまった場合は更に細かく刻んであげたり、たけのこをあげないようにしたりと工夫をしましょう。
喉につまらて窒息してしまう
たけのこは繊維が多いため上手噛めずにそのまま飲み込む事で喉につまり、窒息してしまうことがあります。わたしたち人間でもよく噛まなければ噛みちぎることができません。犬の歯は噛み合わせるためではなく、獲物をガブリと噛み付けれるような歯型になっています。獲物を1口サイズに噛みちぎり、そのまま飲み込むように食べるのでたけのこのような繊維の多いものは、飲み込むことができずに喉に詰まってしまうことがあるのです。
犬にたけのこを加熱し細かく刻みべばOK!
たけのこをどうしても与えたい場合、アク抜きを行い煮つめてから細かく刻み与えましょう。お煮付けの中に入っているものや、人間の味付けで煮込んだものはあげないようにしてください。人間の味付けは犬に取って「塩分のとりすぎ」になってしまう為、あげてしまうと肥満や病気の原因になることがあります。「少しだけでも・・・」が積み重なると命取りになることがあるので注意しましょう。
犬が生のたけのこを食べてしまった時の対処法
愛犬が生のたけのこや、人間用に作られた料理に入っているたけのこを食べてしまった場合はすぐに吐かせてください。すぐに病院に行く方がよいのですが、夜中などどうしてもいけない場合は自分で吐かせてみなしょう。直接病院に連絡をし、どのようにしたらよいのかを聞くことがもっともよいです。
塩を使って吐かせる
愛犬にティースプーン1杯ほど塩をなめさせてあげましょう。なかなか塩を舐めない場合、愛犬の口を開けて舌の上に塩を乗せると飲む事ができます。するとほとんどの場合すぐに吐く事ができますので、その後はたくさん水を飲ましてあげましょう。
オキシドールを使って吐かせる
市販で売られている濃度3%のオキシドールを使い吐かせます。体重1kgに対しオキシドールを1mlほど飲ませるようにしましょう。大型犬の場合、シリンジなどを使い口の中にいれ飲み込ませる事で吐くことがで来ます。オキシドールを使用すると、胃の中が荒れてしまうため後々のケアが必要です。
この症状が出ている時はしないで!!
玉ねぎなどのネギ類やチョコレートを食べてしまった時はすぐに吐かせるとよいのですが、すでに中毒症状が現れている時は無理やりに吐かせないようにしましょう。特に意識が朦朧(もうろう)としている時は行わないようにしましょう。
これらの方法は犬にとってはかなりか刺激が強く、後々のケアもしっかりと行ってください。また、誤食や誤飲をしてしまったら、胃の中を通過してしまう前の1時間以内に行うとをオススメします。
犬のたけのこアレルギーに注意しましょう。
犬も人間と同じように食物アレルギーがあり、個体によってアレルギーの反応も違ってくるので食べさせる前に1度食べさせてみて様子を確認しましょう。目が充血してきたり耳が腫れてきたり、からだを痒そうに掻いていたりするとアレルギーの可能性があるので今後はあげないように気を付けましょう。アレルギーのものをノートにまとめ、症状と食べられないものを書くとアレルギー発作の予防にもなります。
まとめ
いかがでしたか?
愛犬がもしたけのこを欲しがっている時は、あげないことが無難です。それでもどうしてもあげたいと思うのであれば、窒息やアレルギーや消化不良に気をつけて与えましょう。