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愛犬を人懐っこい子にするメリットとは?
人懐っこいな子じゃなくてもいい・・と考えている方もいると思います。しかし、なぜ人懐っこい子に育てることをおすすめと言うと、問題行動の予防になるからです。初対面の人に対し吠えたり噛み付いたりすることを減らすことができます。また、散歩中の通行人や家にいる時そとに見える人に反応して吠え近隣トラブルを招いてしまうこともありますので、しっかりとしつけをしてあげましょう。
愛犬は社交的な子かチェックしましょう
- 見知らぬ人がきても吠えない
- 知らない人にもかけよって行く
- 知らない人からでも手渡しでおやつを食べられる
- 飼い主以外でも怯えない
- 他の人から触られても、嫌がらない
- 散歩中通行人に吠えない
- 他の人から抱っこされても嫌がらない
チェックがつかない子はしつけを行い、苦手を克服しましょう♪
子犬の社会化期にするしつけ
犬が生まれ生後2〜4カ月の間に「社会化期」と言われ、周りに興味深く教えたことを覚えやすい時期があります。犬にとってこの時期がとても大切になっており、しつけや社交的にするためにもこの時期にさまざまな体験をさせることが重要になってきます。
犬に人は安全と思わせるためのステップ5
ステップ1 名前を呼んでもらおう
飼い主さんの知人を家に招き、愛犬の名前を呼んでもらいましょう。もし怯えている時は、無理にせずに1度知人のいない所に移動させましょう。ここで注意したいのが、怖くて吠えた時に「吠えないよ〜」と優しくあやしたり「こら!!」と怒らない様にしましょう。「人に向かって吠えるのはいい事なんだ!」と間違って覚えてしまいます。もし吠えた時は、ケージの中にいれ落ち着くまで無視をしましょう。
ステップ2 あらゆる人をみて慣らそう
子犬の場合は抱っこをして人が多い所を散歩しましょう。もし怯えているようでしたら、人の少ない所に移動しましょう。できるだけあらゆる人(女の人・男の人・小さい子・大人・お年寄りの方・マスクをしている人・メガネをしている人・サングラスをしている人・杖を持った人・車椅子に載っている人)が通るような所を散歩しましょう。成犬の場合は、誰かとすれ違った時にアイコンタクトをとり、吠えなければおやつを与えましょう。通行人にほえる前にアイコンタクトを取ることがポイントになってきます。
ステップ3 おやつを貰おう
家に招いた知人やいろいろな人に、手渡しでおやつをもらいましょう。手渡しでおやつをあげることによって「人は怖くないんだ!」「おやつをくれるいいものなんだ!」ということを認識させます。どうしても逃げたり、怯えてしまう時は顔をそらしてあげましょう。手からおやつを取るまでゆっくりと待ってあげてください。
ステップ4 おもちゃで遊んでもらおう
たくさんの人からおもちゃで遊んでもらいましょう。遊ぶことによって「人は遊んでくれる!楽しい!!」と思わせることで、知らない人にで「遊んで〜」とうれしそうにかけよっていくことがあります。
ステップ5 体を触ってもらおう
あらゆる人に体を触らせてあげましょう。触らせてもじっとしているようでしたらおやつをあげ、「触られるとおやつがもらえる!いいことなんだ!」と覚えてくれます。徐々におやつをあげる回数を少なくしていき、おやつがなくても落ち着くようにならしていきましょう。
子犬に人を慣らす時の注意点
急に大勢の人が近寄ってきたり、触られたりすると「人は怖い・・」と認識してしまうことがあるので、焦らずにゆっくりと慣らしていきましょう。また、犬の性格や犬種によっては慣れるスピードが遅い場合があります。しかし、社会化期にさまざまな体験をさせてあげることは、問題行為を予防できます。
成犬に人を慣らす時の注意点
成犬になると、子犬のときより慣れるスピードがゆっくりです。怖がっているのに無理やり人に触らせたり、交流を多くとってしまうとストレスを与えてしまいます。無理をせずにその子の性格を考えて、しつけをしていきましょう。また、無駄吠えをひどくしてしまったり人に噛んでしまい事故の原因になります。
飼い主さんの性格も影響する?
飼い主さんが神経質なら犬も神経質に・・なんてことも言われています。犬は賢い動物なので、飼い主さんが「怖い」と思っている事を察知し、「これは怖いものなのか・・・」と認識することがあるそうです。「安心な物」と教える時は、まず飼い主さんが「これはなにもしないよ?安心だよ〜♪ほら♪」と見せてあげると、わんちゃんも安心できるのではないでしょうか。
まとめ
いかがでしたか?
問題行動は実は小さい頃の経験不足や、しつけ不足で起こってしまいます。そのため、小さい頃から甘やかすだけではなくしっかりとしつけをしてあげてください。また、成犬になっても「この子は覚えるのが苦手だから・・」と諦めずに少しずつ苦手を克服させてあげましょう♪