目次
教える前に号令を家族で統一をしておきましょう。お母さんは「マテ」、長男は「stay」などとバラバラに号令をしてしまうと、愛犬も混乱してしまうため教える前にルールを作りましょう。
愛犬にマテを教えよう
まずは待つ事を教えてできるようにしましょう。
ステップ1 犬の動きと止まらせよう
愛犬がこちらに来ている時に、犬の目の前に手を出します。この時に勢いよく出してしまうと、犬がびっくりして怖がったり飛びついて来ることがありますので、注意しましょう。
ステップ2 動きが止まったらすかさず「マテ」と号令しよう
動きがとまりそうになった時に「マテ」と言いましょう。それでも歩いてくるようでしたら、何度も繰り返す事が大切です。
ステップ3 犬の目線を飼い主の顔に向けよう
犬は目の前に出てきたい主さんの手を見ていると思います。その手をゆっくりと飼い主さんの顔に近づけるようにして、目線を飼い主さんの顔にもっていきます。
ステップ4 動かなかったら褒めましょう
動かずにじっとこちらを見つめることが出来たら「いい子ね♪」とたくさん褒めてから、おやつを与えましょう。
もう1ランク上に! おやつを見せなくてもマテできるようにしよう
おやつでしつけをすると、おやつがなければ「マテ」の号令だけではマテをしてくれないことが増えていきます。そうなる前に「おやつ離れ」をさせたトレーニングを行いましょう。おやつを無くすトレーニングは、飼い主さんと愛犬との絆を深めるチャンスにもなります。
ステップ1 マテの号令をかけよう
おやつを見せずにマテの号令をかけましょう。止まることが出来ない場合、またのチャンスをみつけましょう。「マテ!マテ!」と犬の目の前に近づけたり離したりを繰り返してしまうと、嫌がる事があるのでしないようにしましょう。
ステップ2 待つことができたら、褒めましょう
待つことがでいたら「いい子ね♪」と十分になでてほめてあげましょう。おやつで慣れている子は、「早くおやつがほしい・・」とイライラしてしまかもしれませんが、しっかりとほめてあげましょう。
ステップ3 ココでおやつをあげましょう
十分に褒めたら、ご褒美としておやつを与えます。なれてきた頃から、おやつをあげる回数を3回に2回、4回に1回とランダムに与えていくとおやつを貰える時の喜びがより強く感じることが出来ます。3回に1回と決めてしまうと、犬は覚えてしまい3回に1回しかしなくなります。
おやつを正しく使わないと指示を聞いてくれなくなる!?【正しい使い方・方法】|ペットと人と人をむすぶメディア「petRibbon - ペットリボン -」
おやつの上手な使い方・間違った使い方を紹介します。
こんな教え方はやめて!
犬の集中力は10〜15分と言われているので、集中力が切れているなと感じた時はゆっくり休ませてあげましょう。焦らずにじっくりとしつけを教えることにより、より長く覚えることができます。
脅かさないようにゆっくりと
犬の目の前に手をだすときは、必ずゆっくりと行ってください。勢い良く手をだしてしまったり、何度も目の前で手を動かしてしまうと手のことを怖がり、噛み付いたり吠えてしまう原因となります。
マテとおいでは別々に訓練しましょう
マテとおいでを同時に教えてしまうと、「よし」と言う前にこちらに歩いて来ることがあります。そこで怒ってしまうと犬は混乱してしまうため、別々に教えるようにしましょう。
「マテ」の活用方法
マテはあらゆる場面で使うことが出来ます。そのためにも、どのような環境のときにでも「マテ」をできるように、散歩中にふいにしてみたり人の多い所でしてみたりと訓練していきましょう。
ご飯の前にマテ
ご飯の前にマテをすることにより、ご飯をついでいる途中でご飯を食べることを防止します。また、勢いよくはや食べをしてしまう時などに、1度マテと落ち着かせることも出来ます。
危険な時にマテ
うっかりリードをはなしてしまった時などに、「マテ」と号令をかけて愛犬の動きを止めることができ、危険を回避することが出来ます。しかし、道路に出てしまった時に「マテ」といういうことはとても危険なので、この時は「おいで」を使うようにしましょう。
まとめ
いかがでしたか?
マテは犬を飼う人にとっては覚えていたほうがよい訓練です。犬になにかを教える時は、ゆっくりと焦らずに教えることが大切です。できない時は怒らずに、いいことをした時に褒めるように意識をしていきましょう。
他の記事も読んでみては?
犬の上手なフセの教え方・コツ・活用方法|ペットと人と人をむすぶメディア「petRibbon - ペットリボン -」
おすわりの次に活用することのできる「フセ」の教え方・教える時のコツ・活用方法を紹介していきます。
犬の「オスワリ」の教え方・コツ・活用法|ペットと人と人をむすぶメディア「petRibbon - ペットリボン -」
オスワリの教え方のコツと活用方法について紹介します。