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今まで無駄吠えのしつけをしていて、吠えることもなかったのに最近になると無駄吠えが増えたり、唸り声をあげたりする事が増えたりするのはもしかすると「老犬のサイン」かもしれません。また、その吠えている事には理由がある場合がありますので、どうして吠えているのかの原因を探してあげましょう。では、今回はその考えられる原因を紹介していきます。
関節が痛くて鳴いている
人間と同じ様に痛いと鳴くのです。その為、寝れなくなり夜中ずっと鳴き止まなかったり明け方に泣くことが多いといわれています。もし、夜中中遠吠えをしている場合はどこか関節が衰えてしまい、いたんでいる可能性があります。犬も年を取っていくと関節や筋肉が弱ってしまうので、関節炎・靭帯損傷・股関節形成不全などの病気にかかりやすくなります。もし以下の様な歩き方をしている時は1度病院へ行って診てもらうことをオススメします。
- 足を上げて排泄しないようになった
- フローリングの様なつるつるの床だど立ち上がれない
- 散歩をする時トボトボと歩いている
- 階段を上がる時に後ろ足がウサギ飛びのなっている。
- 急に前足を付けずに歩くようになる
- 急にびっこを引いて歩くようになる
不安・精神的不安定だから
不安になると吠えたり、そわそわと落ち着きがなくるといった症状のある不安分離症・パニック障がい・強迫性障がいなどの精神的な心の病気かもしれません。この病気は特に飼い主さんが、愛犬を家に留守番させるときや一旦傍を離れるだけで、不安になり「キャンキャン!」と鳴きうろうろと歩き回ることがあります。寝る時に傍に来る時はそのままペットオーナーさんの隣で寝かせてあげてください。それだけで、愛犬は安心してぐっすりと寝ることができ精神的にも安定して行きます。また、認知症の症状がある時は、夜中部屋を歩き回っていると隙間に挟まってしまいでれずにパニックを起こし、悲鳴の様な鳴き声をすることもあります。寝る時は障害物がない場所を準備してあげるとこにより、パニックを起こす事もなく過ごすことができます。
犬の分離不安症だから
犬の分離不安症とは、飼い主さんと一緒にいる時はおとなしく普通なのですが、飼い主さんが離れてしまうと不安になり吠えることが増える病気です。この病気はペットオーナさんとの距離を徐々に開けてあげると改善されるとされています。
犬猫の分離不安症とは、どんな病気?
猫や犬にみられる、分離不安症(ぶんりふあんしょう)。ペットオーナーが留守になると吠えたり、粗相をしたり、家具をかじったり、果ては自傷行為まで。子どもの頃、一緒にいたはずのお母さんから離れてしまい、不安な気持ちになってしまったことはありませんか?
認知症(アルツハイマー)の症状かも
犬も人間と同じように年を取ると認知症になってきます。その認知症の症状として「昼夜逆転」があり、これが主に夜泣きの原因として考えられます。下の主な症状ですので、この症状がでた場合は1度病院へ連れて行くをオススメします。
- 昼寝て夜に起きることが増えてきた
- 夜部屋の中を歩き回わったり、ウロウロしていることが増えてきた
- 自分のしっぽを追いかけてグルグル回ることが増えてきた
- 甘えん坊になる
- おそそが増える(トイレの失敗が多くなってくる)
- ぼーっとすることが増える
- 徘徊する
- 今までしていなかったおかしな行動をするようになった
この様な症状が出る場合は、アルツハイマーの可能性があります。いつもと違うからと見てみぬ振りをするのではなく、ちょっとした変化を逃さないようにしっかりと見てあげましょう。
防音グッズで無駄吠えを抑えましょう
夜泣きをする場合は家の中に入れてあげたり、どうしようも無い時は、防音のケージ・サークルカバーを買い夜はその中で過ごしもらうなどの、対策をした方が良いでしょう。
防音ケージ
サークルが防音になっていますので、この中で過ごして貰うと外まで響かずに近所迷惑になりにくいです。
ワンだぁールーム PVU-030F ボックスフラット屋根タイプ
¥139000(税込)
【犬のサイズ】
小型犬
【サイズ】
外寸 (幅×奥行×高さ)743×582×787(mm) 内寸 (幅×奥行×高さ)631×470×500(mm)
【特殊な用途】
屋内用
フルオープンタイプ スチール犬舎
¥48000(税込)
【商品サイズ(約mm)】W1220×D935×H1000
【 商品重量(g) 】45000
●片側オープン時入口サイズ(約):510×700mm
■適合犬サイズ
体高約70cmまで
ゴールデンレトリバー等の大型犬
サークルカバー
防音のゲージはお高いし、1.2年のために買うのも・・と思っている方もいると思います。そんな方にはサークルにカバーをかけることがおすすめです。家にあるゲージにあったカバーを買うとその上にかぶせるだけで防音になります。
無駄吠え防止グッズは効果があるの?
よく犬の無駄吠え防止用のグッズとして、口輪やスプレー、電流の流れる首輪などがあります。それぞれ効果はありますが、あまりオススメはできません。しつけの方法がわからない方はこの方法が手っ取り早いと思っていますが、ワンちゃんに恐怖と不安感・ストレスをあたえてしまいます。効果のみを見てみると抜群によく、電流の流れる首輪をするだけで吠えず動かずになってしまう子もいるようです。ドッグスクールなどがありますので、そこに通って見ることをおすすめします。
近所迷惑が気になる
老犬になり、夜泣きが増えてきた時は「老犬だからしょうがない」と飼い主さんなら思うでしょう。しかし、近所の住んでいる人からして見れば迷惑と感じる方が多いのが現状です。「夜中の遠吠えをなんとか辞めさせたい」という方は、しつけを始める前にまず、この子がどうして吠えているのか?何に対して吠えているのか?不安なのか?お腹がすいたのか?など考えてあげましょう。その原因を取り除いてあげるだけで、少なくなることがありますので試してみてください。また、もう一度しつけ教室などに参加ししつけを1からしてみてはいかがでしょうか。
犬の無駄吠えが原因で裁判沙汰になることも!
わんこの鳴き声なんて気にしない。という方もいるかと思いますが、それは愛くるしい自分の家族だからこそなのです。しかし、あなたの家の周りの人にとっては騒音被害を受けることになります。もし、愛犬の無駄吠えで近隣の方が体調を壊された時は、損害賠償金を請求さてることもあります。大げさな!と思うかもしれませんが、裁判沙汰になることもあるのでしっかりと夜鳴き対策をしていく必要があるのです。
まとめ
いかがでしたか?もし穏やかで静かだった子が急に吠えたりする場合は、老犬のサインかもしれません。早めに獣医師さんに見てもらい、症状が悪化してしまう前に治していくことで、緩やかに愛犬の老後をすごすことができます。