もふもふしていて、目もクリクリ。ぬいぐるみのような見た目から、「かわいい！」「癒される」と、これから飼おうと検討している方も多いと思います。
その前に、ポメラニアンとはどのような犬なのか？どのようなしつけ方をすればよいのか？かかりやすい病気は？など、気になる事を詳しくご紹介します。

ポメラニアンは、一般的に「勇敢」「活発的」「好奇心旺盛」「賢い」「甘えん坊」といわれており、元気がよく活発的でチャレンジ精神旺盛なことがわかります。また、かわいい外見からでは想像しがたいですが、大型犬にも負けない気の強さを持っているので、番犬としても活躍してくれるでしょう。
また、甘え上手なところがあり、おやつやご飯のおねだりをしてきます。常にプラス思考を持っているため、無視をしていても粘り強くおねだりをしてくることがあります。そこで注意するところは、かわいいからと、おねだりされたらされるだけ応えてしまうと、人間を下に見ることがあるため、グッとこらえ無視するなどして我慢させることも必要です。

ポメラニアンという名前の由来は、生息していた「ポメラニア地方」を元に「ポメラニアン」と名付けられました。ポメラニア地方とは、現在ポーランド北西部からドイツ北東部にかけて広がる地域のことをさしています。

ポメラニアンの生態価格は、約15万〜40万と大幅に違ってきます。その子の体調やブリーダーさんの様子、１度その子にあって見て自分に合うか確かめて、飼うか判断する事をおすすめします。

ポメラニアンは毛が長くしなやかなため、毛玉が出来やすいです。そのため、こまめにブラッシングをしてあげてください。ブラッシングが苦手な子もいるので、小さいころから慣らしておくようにしておきましょう。

〈自宅でのブラッシング方法〉

1. ブラッシングの前に「コーミング」を行い、あらかじめ毛玉や絡まりを取って上げましょう。
2. ブラシの表面を垂直にあてます。毛の流れとは逆に下か上へあげるようにし、ゆっくりブラッシングしていきます。
3. 今度は毛の流れにそって、毛を整えるようにしていきます。
4. さいごに再びコーミングを行ってください

〈歯磨きの方法〉

1. 犬専用の歯ブラシに犬専用の歯磨きペーストをつけ、セットしておきます。
2. 無理に開けず、指でくちびるを広げ、歯が見える程度まであけてください。
3. セットしておいた歯ブラシを歯にあて、小刻みに優しく磨いて上げましょう。

ポメラニアンは賢く、しつけはしやすく、ほめられると、伸びるタイプの犬種です。しかし、しっかりとしつけをしないと、問題行動を「これはしてもよい行動なのだ！」と間違って覚えてしまうことがあります。噛み癖や無駄吠えといった行動は、幼少期にしつけをしておきましょう。

１度癖になってしまうと、治りにくくなります。また、甘やかせ過ぎると人間を下にみてしまうことがあるため「かわいいから」と甘やかせずに根気強く、しつけをしてあげてください。
無視をしても、粘り強くおねだりすることがあるります。こちらも粘り強く、おねだりに耐える必要があります。

• 難聴
• 高眼圧症
• 屈折異常
• 小眼球症
• 虹彩欠損症（こうさいけっそんしょう）
• 流涙症
• 脚蓋骨脱臼（しつがいこつだっきゅう）
• 気管虚脱
• 水頭症
• 黒斑病(類似：クッシング症候群・甲状腺機能低下症・慢性皮膚感染症・生殖ホルモン疾患)
• 潜在精巣等。

≪ 予防法≫

ポメラニアンは目に関する病気が多く、特に予防法はありません。しかし、目の周りを脱し綿を使い清潔にたもってあげること、目の中にゴミが入っている場合は、犬用の目薬を使い、取り除いてあげるとを意識してください。
また、脚蓋骨脱臼になりやすい傾向にあります。両親とも「マール系」の子になると［骨格異常・心臓異常・生体異常］が起こる可能性が高まります

ポメラニアンだけを保健所から引き取っている施設や、ネットでも簡単に引取先を探すことができます。「ペットショップで買う」だけが飼うための方法ではありません。保健所や、ボランティア団体、里親募集サイトなどで探す方法もありますので、検討してみてくださいね。

ポメラニアンについて、理解していただけましたでしょうか。小型犬で、可愛らしい外見をしてますが、好奇心旺盛で元気な子です。そのギャップに惹かれる人が多いのではないでしょうか。
「家の関係で、小型犬しか飼えない。でも、思いっきり犬の遊びたい！」という方にはオススメします。

表現が豊かなため、飽きずにずっと見ているたけで、癒やされると思います。これからのポメラニアンとのペットライフを、お楽しみください。