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獣医師の資格をもった公務員さんのお仕事の種類
「獣医師」というと「ペットや家畜などを診る動物のお医者さん」というイメージが大きいのではないでしょうか?実は、公務員として働いている獣医師さんは幅広い分野で活躍しています。こんな所にも獣医師さんがみているの!?という所もありますので、紹介していきます。
福祉保険部・生活環境部・食品生活環境部などの県庁で働く獣医師さん
県庁の中で公務員として働いている獣医師さんは主に、生活環境などの県民・国民の食や生活を守る為に日々活躍しています。よく調べていくと、こんなところにも獣医師さんが手を加えているのか!と気づく所があると思います。
保健所で活躍する獣医師さん
保健所のようなイメージ?
ちなみに私は、保健所といえば捨て犬、猫をおりなどで管理しているのを想像しました。しかし、そのようなイメージだけでは無く県民の食の安全を守る為の管理を主に行っているのです。食中毒になったり、食に関してなにか異常が起こった場合は保健所で相談を行うのです。
保健所ではどのような仕事があるの?
主に保健所では飲食業のビジネスしたいと思った時に、すぐにお店が開けるわけではなく保健所で飲食業の登録を行うことが必要なのです。他に、イベントに出店するときも同様の許可が必要となってきます。県民の食の安全を守る為に、ちゃんとした衛生環境が守られているかをチェックするのも大きな役割です。
保健所で獣医さんはどんな仕事をするの?
ここでは主に「細菌」などの菌が環境から人へ、食べ物から人へ移る可能性があるかを確認していきます。人対人になるとお医者さんなんですけど、環境から人にくる公害とかは一通り獣医のテリトリーになっています。
衛生環境研究センターで活躍する獣医師さん
衛生環境研究センターってどんな仕事なの?
衛生環境研究センターの中に微生物部というのがあり、細菌やウイルスなどを専門にしているところです。主に食中毒が起こったときはここで菌などを知らべて原因を突きつけます。流れとしては、保健所に患者さんの嘔吐物や便、実際に使われた食材があつまるので、それらをセンターに持ち込み顕微鏡でみていきます。もしその原因がお店側にある場合は営業停止を命じて立て直しをしてもらうようにします。
衛生環境研究センターで獣医師さんはどのような仕事をするの?
獣医師さんは細菌などの菌の知識もあるため、この菌は何の菌などの判断をする重要な役割を持っています。また、温泉のレジオネラ菌という温泉のかなで感染症して炎症が起こる感染症があり、定期的にモニタリングしています。
食肉衛生検査所で活躍する獣医師さん
食肉衛生検査所の仕事内容とは
主に牛や豚が生きたまま運ばれてきて食肉衛生検査所で、精肉され私達が普段見ている形にしていきます。また、食の安全の為に食肉となるお肉に異常が無いか、食中毒にならないように監査をしています。
獣医師さんはどのような仕事内容をしているの?
肉を市場に出すためには基本的に、全部獣医師さんが1個1個検査機をあてて検査していきます。食肉から人への健康被害が大きいので、獣医師さんは内臓の中が肥大していると影響で食べるとしびれる物なのかなどを見極め、皆さんの健康と安全を守っています。
現在獣医師さんは足りているのか?
部門が分かれるのですけども獣医師ってしっかりとした資格職なので、公務員になってくれる方が少ないそうです。足りない原因は収入が主に関係していそうです。開業医さんに比べれば給料も少ないので、なかなか公務員なって県のお仕事にはに入ってくれなく、「開業してます。」って方が多いのが現状です。
実は公務員として働いている獣医師さんは私たちに欠かせない存在だった!
実際公務員として県や国で働いている獣医師さんは多くはありません。しかし、獣医師さんは私達が生活する中ではいなくてはならない存在の人なのです。ペットを飼っていない人は獣医師さんと全く接点がないので、遠い存在と思いがちですが食卓で並んでいるお肉は全て獣医師さんの手がはいいています。表に出てはいないですが、実はとても重要な役割を持っているのです。