デグーは何を食べるの?
一般的にはペレットやミックスフード、チモシー、バランスフードなどなどたくさんの食べ物があります。多すぎて一体どの餌を与えたらよいのか分かりませんよね・・・その時のデグーの体調によっても餌を変化してあげる事が大切になってきます。1つ1つ餌の違いや特徴を見ていきましょう。
チモシー
うさぎや小動物の餌としてメジャーなもので、オオアワガエリやエノコログサなどのイネ科の植物を乾燥させたものになります。主にこのフードを主食としてあたえている飼い主さんが多いです。チモシーにも種類があり、1番刈り・2番刈り・3番刈りと種類が分かれています。その違いは1番刈りから徐々に栄養が減り柔らかくなっていきまますので、一般的には1番刈りの栄誉豊富なチモシーを与えています。
【29年度産新刈り】牧草市場 スーパープレミアム チモシー 1番刈り 牧草 500g
¥598(税込)
【原材料】
・粗たん白質8.0%以上
・粗脂肪2.0%以上
・粗繊維36.0%以上
・リン0.2%
・カルシウム0.5%
※平均値になります。天然の農作物の為、収穫時期によっては成分や色が多少異なる場合があります。
【好みが見つかる】牧草市場 お試しセット牧草 各100gx8種類
¥1080(税込)
スーパープレミアムチモシー1番刈り100g
USチモシー1番刈りダブルプレス100g
USチモシー2番刈りダブルプレス100g
USチモシー2番刈りソフトタイプ100g
カナダ産プレミアムチモシー1番刈り100g
バミューダ100g
ダイエット牧草(クレイングラス) 100g
オーツヘイ100g
アルファルファ
アルファルファはチモシーと同じように牧草を乾燥させたものですが、植物の種類が違いこちらはマメ科の植物で出来ています。アルファルファの方がチモシーよりもタンパク質やカルシウムが多く含まれているのが特徴です。こちらの方がカロリーが高いため、肥満になりやすいので痩せている時や元気がない時など、ご飯を食べない時に与える事をオススメします。
29年度産新刈 アメリカ産最高級プレミアムアルファルファ 2番刈り 500g
¥999(税込)
アルファルファはマメ科の牧草でチモシーに比べ、たんぱく質量が高くカルシウムなどのミネラルも豊富です。 成長期、病中病後等の食欲低下時、高齢で食が細くなったときなどに与えてあげてください。
バミューダヘイ
こちらも乾燥させた牧草ですが、主に床材として使用している飼い主さんが多いです。理由としては、水はけがよく水分を吸収しにくいのでおしっこが溜まらずに下に落ちていく事で、サラサラ感が保てます。また、花粉症の人でもアレルギーが出にくいのが特徴です。チモシーを床材として使用している方もいますが、飼い主さん自体が花粉症がある方はアレルギー症状が出る可能性があります。
ペレット
ペレットは人工的な餌で、チモシーだけでは足りない栄養を補ってくれる働きがあります。今ではちらほらとデグー用のペレットが開発されていますが、無い場合はモルモットフードで代用していました。ペレットでも会社によって含まれている栄養が違うので、「糖質の少ないもの」「カロリーの少ないもの」を比較して購入することをオススメします。
SANKO デグー・プラス 600g
¥898(税込)
【原材料】
チモシミール、小麦粉、アルファルファミール、脱脂大豆、セルロース、ビール酵母、タンポポ粉末、オオバコ粉末、食物繊維状多糖類、酵母発酵副産物、ミネラル類、安定型ビタミンC、ビタミン類、アミノ酸類
ミックスフード
その名の通り、あらゆる物を乾燥させてミックスしたフードです。ひまわりのタネ・トウモロコシ・乾燥にんじん・ドライブロッコリーなどなど乾燥させたり粉末状にした野菜やタネが多いのが特徴です。しかし、栄養豊富だからと与え過ぎでは肥満になってしまいますので、程よくおやつ程度であげることをオススメします。
ナチュラルペットフーズ デグーテイストプラス 220g
¥756(税込)
【原材料】
主食ペレット、キャベツ、ニンジン、圧ペン大麦、圧ペントウモロコシ、桑の葉ペレット、ブドウ、青パパイヤ、リンゴ、小松菜ペレット
バランスフード
バランスフードは、主に乾燥させた野菜などがはいっています。栄養としてはたくさん取れるのですが、バランスフードばかりあげてしまうとチモシーなどの牧草を食べず偏食になり、栄養が偏ってしまう事があります。また、糖分も多いため糖尿病になる危険性もあるため、主食としてではなくおやつとしてあげる事が好ましいです。
果物も与えてもいいの?
おやつとしてくだものをあげているペットオーナーさんもいます。主食として果物をあげるのはとても危険なためしないでください。デグーはもともと牧草などをだべている完全草食動物のため、糖分を体内で分解する機能が低いく、果物の様に糖質が多いものを大量に食べてしまうと「糖尿病」になるのです。また、りんごをまるまま与えて急性糖尿病になり亡くなってしまう死亡例もあるそうです。その為、与える量には十分に注意しましょう。
おやつはみんな何を使っているの?
基本的にご飯はチモシー、体調によってアルファルファ、ご褒美におやつを与える飼い主さんが多いです。しかし、おやつの頻度や量を注意しなければ糖尿病にすぐになってしまいます。一体なにをおやつとして与えているのか見てみましょう。
イネ科
主にエン麦(エンバク)が多いようです。えん麦はオーツ麦やからす麦、猫草など呼び方が多数あり混乱する方もいるかも知れません。また、猫草を戻し草と呼んだりと意外と身近にあるものなのです。タネままあげるからもいれば、生の葉っぱであげたりする方も居ます。デグーにとっては好物でかなり美味しいらしく勢いよく食べるのです。しかし、これもまた食べ過ぎてしまうとチモシーを食べずに偏食になってしまうので、過度にあげるのは禁物です。
えん麦を与えると暴走しているデグーの可愛い動画でしたので紹介します♪
野菜系
低カロリーなブロッコリー・小松菜・インゲン・にんじんの葉・レタス・大根の葉・アスパラガスなどを上げている方もいるそうです。特にブロッコリーは栄養素も高くビタミンC、カロチン・ビタミンB1カリウムなどなど入っており、蕾の部分をあげることが多いです。
そもそもおやつはいらない?
デグーは血糖値を下げる機能が発達していないため、おやつを与えてしまうとすぐに血糖値が上がり糖尿病にかかってしまったり、肥満の原因になったりします。美味しそうに食べてるからとついつい与えすぎてしまうと、生命に関わってくるので十分に注意しましょう。あげるタイミングとしては2.3日に1回程度がよいと言われています。
まとめ
デグーは基本的に草食なので、チモシーやアルファルファなどの牧草がメインで食事を行います。また、おやつを与えるのはよいですが、頻度や量に十分に注意してくだいさい。