目次
名前
ミニチュアピンシャー
愛称として「ミニピン」と呼ばれています。また、ドイツでは「レイ・ピンシェル」「ツベルク・ピンシェル」とも呼ばれています。
ミニチュアピンシャーの歴史
ミニチュアピンシャー祖先・ルーツ
見た目はドーベルマンピンシャーに似ているため、ドーベルマンを小型に品種改良されたのではないか。と思う方もいますが、実はミニチュアピンシャーはドーベルマンピンシャーよりも前に誕生しており、ヘルピンシェルという中型犬を小さく品種改良させたものだといわれています。また、ドーベルマンピンシャーの先祖ともいわれています。
ミニチュアピンシャーの出身地
ドイツ
ミニチュアピンシャーの生体
ミニチュアピンシャーの特徴
ミニチュアピンシャーは耳がピンと立っており、しっぽが短いのが特徴です。しかし、その特徴は生後間もなく断耳・断尾をされたものが多く愛護団体などから禁止するように訴えがあり、今ではしっぽが長くたれ耳の子もゆく見かけるようになりました。また、ミニチュアピンシャーは脚がスラっと長く、馬のように脚を高く上げ貴族になったように優雅に歩きく姿も特徴の一つです。
ミニチュアピンシャーの性格
小さいながらも気性が荒い性格をしています。動きが早く好奇心旺盛のためイタズラをすることが大好きな犬種ですので、それを知らずに飼うと苦労をすることもあるので、イタズラの度過ぎない程度にしっかりとしつけをしてあげましょう。また、どんなものにも勇敢に立ち向かうので番犬として活躍していました。
体長・体重・寿命
体長:25~30cm
体重:5kg
寿命:12~15歳
ミニチュアピンシャーの食事
ミニチュアピンシャーは1日2食のエサを与えましょう。少しぽっちゃりとしてきたなと思えば餌の量や、カロリーを減らし健康管理に気を付けましょう。
ミニチュアピンシャーの運動量
ミニチュアピンシャーは、運動が大好きなため小型犬なのですが大型犬と変わらないほどの運動量が必要になり、1日40分の散歩を2回ほどしましょう。また、走り回る事が大好きなのでドッグランやお庭などリードを放して自由に走り回れる時間を多く取ってあげると、ストレスも運動不足も解消できます。
ミニチュアピンシャーのしつけ
ミニチュアピンシャーは社会性がわかっていない子が多いので、しっかりとしつけをしてあげましょう。しつけをせずに甘やかすと好き勝手に行動をし、好奇心旺盛のため興味がある所にどんどんいってしまいます。自尊心が強いため、これをしたい!と思ったことは躊躇(ちゅうちょ)なくしてしまうので、その前に「いけない事」「していいこと」を教えてあげましょう。
ミニチュアピンシャーは番犬として大活躍!
ミニチュアピンシャーは知らない人に飛びついたり、自分よりも多いな相手でも勇敢に立ち向かうので、番犬としてはとても優秀です。しかし、飼い主さんの友人でも初めて見る人には攻撃的になることがあるので、一般に家で飼う時は社交的に育てて上げましょう。
ミニチュアピンシャーは上級者におすすめ!!
ミニチュアピンシャーは、いたずら好きで運動が大好きな犬種です。また、知らない人や来客者に向かって吠えたり噛み付いたりと、攻撃的なところがあるのでしっかりと小さい時からしつけを行わなければ、他の人に噛みつき怪我を負わせることがあるので注意しましょう。ミニチュアピンシャーの事をよく知っている人やトレーニング方法をマスターしている人にはおすすめです。
ミニチュアピンシャーを飼うならお庭付きの家がおすすめ!
ミニチュアピンシャーは走り回ることが大好きな犬種のため、家のなかで飼うよりはお庭で外飼いをすることをおすすめします。しかし、好奇心旺盛なため想像もしていないところから脱走することがあるので、お庭でも放し飼いにせずにリードは付けておきましょう。
ミニチュアピンシャーのかかりやすい病気
外耳炎
特にたれ耳の子に多く発症しますので、断耳していないミニチュアピンシャーに多く見られます
【症状】耳垢の匂いがきつくなる・耳を気にして触っている・耳の皮膚がはれ暑くなる・鼓膜(こまく)が破れ音に対する反応が鈍くなる
【治療】原因により異なりますが、洗浄剤で耳を掃除する・耳の中の異物を取り除く・薬を投与する
【予防】定期的に耳のケアを行い、異変に築いた時には病院にいきましょう。また、時には洗浄剤で耳のケアをすることもおすすめします。洗浄剤はペット商品の置いているお店やインターネットでも買う事ができます。
皮膚炎
ミニチュアピンシャーは特に被毛が短いため、シャンプーのしすぎなどで皮膚が荒れることがあるので注意しましょう。
【症状】毛が抜ける・脂っぽくなる・乾燥しフケが多くなる・痒がる・膿(うみ)がたまる・かさぶたができる
【治療法】栄養がしっかりと取れているかを確認する
【予防法】ストレスをためないように注意する・厚い時は涼しい所に移動させる・ダニやノミなどの虫がつかないように注意しましょう・食物アレルギーがないかを調べる
椎間板ヘルニア
【症状】元気がなくなる・歩き方がいつもと違う・脚をかばうようにして歩いている・ゆっくりと立ち上がる・疲れやすくなる
【治療】軽いうちは薬服用・重症になると手術やリハビリをおこないます。
【予防】激しい運動をさせ過ぎないようにしましょう。ミニチュアピンシャーは走り回ることが大好きなので、激しい運動をしすぎてしまう事がありますので注意しましょう。
まとめ
いかがでしたか?
ミニチュアピンシャーは小型犬でもエネルギッシュで、活発的なこなのでマンションや室内で飼うことはあまりおすすめしません。もし飼おうと思っている場合は、しっかりと前準備をしておきましょう。