目次
愛犬にアイコンタクトを教えよう
まずはアイコンタクトの動作を教えてできるようにしましょう。
ステップ1 オスワリをさせよう
アイコンタクトのしつけは「オスワリ」の体勢からスタートします。飼い主さんは座り、でいるだけ愛犬の高さに合わせましょう。座ってでもできるようになったら、膝立ち・立ってからなど徐々に愛犬の高さから離れていきましょう。
ステップ2 興味を手に向けよう
おやつを手に持ち、興味を手に向けるようにしましょう。こちらに興味持たない時は、無理やりこっちに興味を持たそうとせずに、愛犬から興味を持ってもらうのをゆっくりと待ちましょう。
ステップ3 そのまま手を自分の顔に近づけよう
おやつを持った手を自分の顔に近づけ、愛犬の顔をこちらに向けましょう。早く近づけてしまうと、愛犬が手を見失うことがありますので、ゆっくりと顔のまえに持っていきましょう。
ステップ4 顔がこちらに向いたら名前を呼ぼう
愛犬の顔がこちらに向来そうになった時に、名前を読んであげましょう。目が合わなくても、最初のうちは顔の方を見た時に呼びます。
ステップ5 ご褒美をあげよう
十分に「いい子ね!」となでて褒めた後におやつを与えましょう。
もう1ランク上に! おやつを見せなくてもアイコンタクトができるようにしよう
おやつでしつけをすると、おやつがなければこちらを向いてくれないことが増えていきます。そうなる前に「おやつ離れ」をさせたトレーニングを行いましょう。おやつを無くすトレーニングは、飼い主さんと愛犬との絆を深めるチャンスにもなります。
ステップ1 名前を呼びましょう
こちらを向くように名前を呼びます。この時になかなか向かないからと、大きな声で怒ったように名前を呼んでしまうと「〇〇(名前)は怒る時にいわれるんだ・・」と勘違いしてしまいます。ですので、優しく焦らずに愛犬のペースに合わせてください。
ステップ2 こちらを向いたら褒めましょう
名前を呼びながら頭を存分になで、「えらいね!いい子だね!」とほめてあげましょう。
ステップ3 ココでおやつをあげましょう
十分に褒めたら、ご褒美としておやつを与えます。なれてきた頃から、おやつをあげる回数を3回に2回、4回に1回とランダムに与えていくとおやつを貰える時の喜びがより強く感じることができます。3回に1回と決めてしまうと、犬は覚えてしまい3回に1回しかしなくなりますので注意しましょう。
おやつを正しく使わないと指示を聞いてくれなくなる!?【正しい使い方・方法】|ペットと人と人をむすぶメディア「petRibbon - ペットリボン -」
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こんな教え方はやめて!
犬の集中力は10〜15分と言われているので、集中力が切れているなと感じた時はゆっくり休ませてあげましょう。焦らずにじっくりとしつけを教えることにより、より長く覚えることができます。
自分でこちらを向けるようにしよう
なかなか向かないからといって顔を覗き込むことはしないでください。愛犬が自ら向くことに意味があるので、ゆっくり慌てずに待ちましょう。
「アイコンタクト」の活用方法
問題行動のしつけにアイコンタクト
アイコンタクトをすることでこちらに興味をむることによって、問題行動が減ることがあります。例えば、通行人に吠えてしまう場合通行人が近寄って来る前に名前を呼んでアイコンタクトをとります。通行人に向かって吠えなければご褒美をあげるようにすることで、問題行動のトレーニングを行うことができます。
アイコンタクトでお伺い
アイコンタクトをすることが日常的にできるようになると、何かの前にアイコンタクトをするようになります。例えばエサがおちていると「これ食べてもいいの?」とお伺いを立ててくれます。この行動は、飼い主さんとの信頼関係が必要になり、信頼されればされるだけ飼い主さんの様子を伺うことがあります。
まとめ
いかがでしたか?
アイコンタクトとは??と思った方もいるのではないでしょうか?実はアイコンタクトはほかもしつけよりも、お互いに相手のことを考えながら行動するので、より飼い主と愛犬の絆を深めることができます。
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