目次
今回は生後2カ月の子猫の予防接種に行った時の様子をまとめてみました。初めての病院受診のようす、予防接種の種類や初診に尋ねられること、ワクチンの費用などを紹介してきます。
病院についてまずはカルテ作成
初診のときに聞かれること
- お名前
- 猫の種類
- 性別
- 年齢
- フード
- 普段どのようなものを食べているのかを聞かれます。殆どの方はドライフードや幼猫専用のフードと答えることが多いでしょう。
- 誕生日
- いつ頃に生まれてきたのかを聞かれるますが、「大体◯月」という答え方でもよいようです
- 完全家猫のか
- 最近では多くなってきた完全家猫ですが、田舎などになるとまだ外に飼っている方たくさんいますので、病院側も「完全家飼い」を推薦しています。
- 他に飼っている子はいるか
猫の予防接種を打つまでの流れ
猫の体重・体温・便検査
治療台の上に載せ体重を測ります。その後体温計の先にビニールをまき、お尻に体温計の先を入れて測っていきます。便検査は体温計の先に巻いたビニールについた便を顕微鏡で覗き、寄生虫がいないかを確認します。受診した子の場合この時に便から寄生虫の卵が発見されたので、「ドロンタール剤」という寄生虫を出す薬を出してもらいました。
ついに注射を打ちます!
看護師さんが体を包み込むようにして猫を抑え、獣医師さんが首の後ろの皮膚にチクッと注射します。痛かったのか、普段鳴かない子が「みゃーー!」と鳴いていました・・その後は安静にておきましょう。もし興奮するようでしたら、しばらく病院の中で落ち着くのを待つと良いでしょう。
猫の予防接種の種類
今回「フィラインF6V」という猫6種混合ワクチンを接種しました。このワクチンには、
- 猫白血病ウィルス感染症
- 猫ウィルス性鼻気管炎
- 猫汎白血球(はんはっけっきゅう)減少症
- 猫カリシウイルス感染症FC −7
- 猫カリシウイルス感染症FC −28
- 猫カリシウイルス感染症FC −64
の種類が入っていました。基本的に生後2カ月以上の子でしたらワクチンを受ける事ができ、1回の接種後1カ月後にもう一度打ちます。
猫のワクチン接種の費用
今回の予防接種の費用は
猫6種混合ワクチン 4,000円
糞便一般検査 500円
糞便一般検査(ワクチン時サービス) −500円
(寄)ドロンタール剤 500円
合計4,860円(消費税込み)
※保険に入っていないため、全額負担での価格。
※病院により費用が異なります。
予防接種を受けるとサービスや特典が!?
ワクチン接種を推薦している動物病院は多いのですが、なかなか猫にワクチン接種する方が少なく、1度したっきりの方も多いのが現状です。そこで、ワクチン接種をしてもらえるようにサービスや特典を付けている病院も数多くあります。
- 予防を続けることで、ゴールドカードが手に入る
- 診察無料
- 誕生月に無料歯科検診・おもちゃをプレゼント
- 深夜帯料金割引
などなどあらゆるサービスがあり、病院によって異なりますのでいく前に調べておくと良いでしょう。ワクチン接種をして1年間有効にしている所が多いようです。有効期限が近づいている時はもう一度ワクチン接種をする時の目安とそても良さそうですね。
ワクチン接種後の副作用に注意!
意外と恐ろしいワクチン接種後の副作用。もし、ワクチン接種の後にこのような症状が見られた時は、すぐに病院へ連れていきましょう。
- 元気がない
- 食欲がない
- 痙攣(けいれん)発作
- 興奮状態になる
- 嘔吐する
- 下痢をする
- 発熱をおこす
- 顔がはれてくる
- 目の周りが赤くなる
- 皮膚にじんましんができる
ワクチン接種を行い2〜3週間は要観察をお願いします。外に出ることがある子は、出さないように注意しましょう。
まとめ
いかがでしたか?猫の予防接種は義務ではないですが生後2カ月からできますので、進んでしていきましょう。ワクチン接種する時は、その子の体調をよく観察し元気がないような時は、日にちをずらすなどして行ってください。これからの猫とのライフを楽しんでくださいね♪