目次
室内で犬を飼っている方は、「留守番中の犬の行動」について気になると思います。一体どのような行動をしているのか、なぜこのような行動をとっているのか、不思議におもいますよね。
家に帰ってくると、家の中がぐちゃぐちゃになっていたり、家具がボロボロにたっていたり・・
小さい頃からしっかりとしつけをしてあげてください。
そこで今回は、留守番中のしつけについて紹介していきます。
留守番中のトラブル
無駄吠えが多く近所から苦情が
犬は飼い主がいなくなると、不安になり吠えることがあります。不安になり吠えている時の犬の声は、想像以上に大きくずっと吠えています。ですから、近所の人からすればうるさいと思われていますので、苦情が出てご近所付き合いがぎくしゃくする前に、しっかりとしつけをしておきましょう。
家の家具を壊される
家具や布団をボロボロにする事があります。家具も買い直さなければなりません。家具を壊されると出費が高くつきますよね。また、壁などにも引っかき傷がついてしまいますと、クリーニング代がかかってきます。片付けも大変になりますし、新しいのを買い替えたりと手間暇がかかってしまいます。
誤飲誤食
「ここに置いてても大丈夫だろう。」は犬には通用しません。いつどんなことをしているのか、私たちは想像が出来ません。ラップをかけた人間のご飯をラップまま食べてしまったり、チョコレートなど中毒性を引き起こすものを、食べてしまった時には命を落とすことがあります。近くに人がいるのであれば、すぐに吐き出させるこのが出来るのですが、誰もいないところで誤飲誤嚥されたときにはどうすることも出来ません。自分で吐き出したり、何も症状がない場合はいいのですが、もし中毒症状がおきてしまったら運良く収まるのを待つことしか出来ません。ですので、食べたらいけないものは絶対に犬の届かないところに隠しておきましょう。
しつけの基本
しつけの基本としましては、失敗したら怒るのではなく、成功したら思う存分に褒めてあげましょう。罰を与えるときには、その行動をしようとした時におこないます。また、指示には統一のことばを使ってください。犬が混乱してしまいます。問題行動がある場合は、基本的には無視をしましょう。そこで構ってしまうと、「この行動はいいことなのだ!!」と勘違いしてしまいます。このことに注意をしながらしつけをしていいきましょう。
しつけの方法
まず、留守番のしつけの前に「ハウス」を覚えさせておくと、スムーズにしつけをすることができます。
1、ハウスに入れる
まずはハウスに入れます。小さいものでもいいですが、サークルの中にトイレと一緒に入れておきましょう。また、一人で遊べるおもちゃ(バスターキューブ・コングなど)もおき、退屈にさせないようにしてあげてください。
2、視界から消えてみる
犬が見えないところに移動します。吠えている間は絶対に顔を出してはいけません。吠えたら飼い主が帰ってくると、勘違いしてしまうからです。
声が聞こえなくなったら、犬のそばに行き褒めてあげましょう。吠えなくても、飼い主が戻ってくることを学んでいきます。飼い主がいない時間を、徐々に延ばしていきましょう。
犬の前に出た時に興奮して吠えるときは、鳴き止むまで待ちましょう。吠えると、褒めてくれると思い込んでしまうことがあります。鳴き止んでからたっぷりと褒めてあげましょう。
3、補助トレーニング
出かける前の行動を出かけない時にもしてみます。そのことによって、出掛ける前のパターン化がなくなるため「行かないで!」と鳴くことを防止します。帰ってきた時に飛びかかってくる場合は、無視をしましょう。ここで褒めたりすると余計に吠えたり、飛びついたりすることがあります。落ち着いたら褒めてあげましょう。
留守番中に便利なグッズ
ロボリア
カメラがついているので、留守番中のペットを外出先にも確認できます。携帯電話から遠隔操作をすると、犬の近くまで移動してい行き行動を確認することができます。
一人で遊べるおもちゃ
コング:筒状になっており、中に餌をいれ、自分でその餌を出して遊ぶものです。いかに長く楽しめるか、工夫しましょう。なかなか餌がでないように、また、同じ味ではなく様々な味がでるようにすると。より長く遊ぶことができます。
IQステップボール:中にドッグフードを入れて、自分で出して遊びます。どのようにすれば餌が出てくるのか、頭を使いながら遊ぶことができます。
まとめ
いかがでしょうか?
室内犬を飼う方には、お留守番をさせる事が必ずしも出てくると思います。その時のために、あらかじめしつけをしておきましょう。
小さい時期に、覚えさせておいてください。
留守番中は、飼い主がいないため何かあったとき、すぐに対応できないため、不安で仕方ないと思います。心配なときは、ペットホテルやペットシッターなど、利用してみるのも一つの方法としてあります。