猫アレルギーだけど猫飼ってる人はどんな対策してるの?12の予防法まとめ。

猫アレルギーの原因は?

猫アレルギーの原因は?

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猫の唾液や皮膚上には「たんぱく質」が存在していますが、猫アレルギー症状はこのたんぱく質を吸い込んだり、皮膚に付いたりすることで起きます。

猫アレルギーを起こすたんぱく質、すなわち猫アレルゲンとは4つ見つかっており、Fel d1(cat allergen1)、Fel d2(cat albumin)、Fel d3(cat cystatin)、Fel d4(cat lipocalin)です。このうちFel d1がもっともアレルギーを引き起こす原因になっているとされています。

猫アレルゲンは除去しにくく、防止しにくい

猫アレルゲンは除去しにくく、防止しにくい

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猫アレルギーはアレルギーの中でもやっかいで、猫アレルゲンはとても小さく空中を浮遊している時間が長くなるため、除去しにくく、防止しにくいとされています。部屋のありとあらゆる隙間に入り込んだり、空中を浮遊するため、ハウスクリーニングレベルでないと、掃除機をかけただけでは完全に除去できません。

猫が数週間家にいるだけで、アレルゲンは長期的に検出され、アレルギー反応を引き起こすのに十分なフケが空気中に浮遊しているのです。

きちんとアレルギー検査をうけましょう

猫アレルギー検査、動物アレルギー検査をうけましょう

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猫アレルギーかもしれないけれど、猫を飼い、2〜3年後に重篤化してきて、途中で手放さなくならない…なんてことになると、飼い主さんも猫ちゃんも不幸ですよね。対策のまえに一度きちんと病院でアレルギー検査をしましょう。猫にアレルギーが該当したら、どのくらいの重症度かもきちんと聞いてください。アレルギーは軽度なら目や身体のかゆみ、くしゃみ程度ですみますが、重症の場合は喘息などを引き起こします。アナフィラキシーショックと呼ばれるものを起こすと、救急車レベルです。

いくら猫好きでも、こんな症状は危険

猫アレルギー、日本では軽視されがちですが、軽く考えていると大変なことになる場合があります。重篤化して入院する場合や、猫アレルギーが原因での死亡例も年間で10名ほどあります。

ゼイゼイと咳き込む、喘息のような咳がでるなど、気管支の症状が出ている場合は、大変危険です。猫アレルギーも人によって強弱がありますので、症状チェックリストを見てみて、喉から肺にかけて症状が出ている場合は、すぐにお医者様に相談しましょう。

猫と暮らすための対策まとめ

猫アレルギーでもペットと暮らすための対策

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医師に「ペットが家にいる限り、アレルギーを抑えることは難しい」と言われても、可愛い猫ちゃんを手放すことには躊躇する気持ちも理解できます。手放す前に、何か対策をすることはできないのでしょうか?参考になればと思い、猫アレルギーを持っているが、猫を飼っているという飼い主さんの、12つの猫アレルギー対策をまとめました。

  1. 猫の居場所と、自分の居場所をわける
  2. 常時マスクをする
  3. 空気清浄機発動
  4. 毎日こまめに掃除と換気
  5. 寝具類のダニ対策
  6. こまめにお風呂に入れる
  7. 毛が舞わないように毎日ブラッシングをする
  8. ノミ、ダニ対策の薬を処方してもらう
  9. アレルギーの薬を飲む
  10. 自分の体調管理をする
  11. 雌猫を飼う・雄猫の場合、去勢をする
  12. 「ハイポアレルジェニック・キャット」を飼う

1.猫の居場所と、自分の居場所をわける

猫の居住スペースをわけ、猫を隔離する。もしくは、ベッドルームだけは猫を入れないようにして自分を隔離する、といったように、家が広い場合は住居エリアを分けている人は多数います。利点としては、体調によって猫アレルギーが悪化するときに、猫のいないスペースへ避難する…なんて人も。

とくに寝室をペットの立ち入り禁止区域とするのは、ペットと一緒に眠ることは一晩中アレルゲンに暴露されていることになるため、有効です。ただし、あけて〜とニャーニャー鳴いている猫はかわいそう…という意見もあります。

2.常時マスク

猫を抱っこすると、くしゃみ止まらない…。アレルゲンを体に入れないために、マスクはかかせない、という猫アレルギー保持者多数です。

3.空気清浄機発動

猫アレルギーには空気清浄機必須、加湿機付き空気清浄機を24時間回し、湿度は50%維持という人多数。

ただし、猫アレルギーに空気清浄機が有効かどうかは、「効くまでもないがまし」という人もおり、症状の度合いによるのでご自身の症状とよく相談です。そして部屋が広い場合はすべての部屋におくとお金もかかるというのも悩みポイントですね。

猫アレルギーにおすすめの空気清浄機

電気屋さんに聞いた、猫アレルギー対策におすすめの空気清浄機で1番評判良いのは「ダイキン」、次いで「SHARPのプラズマクラスター」、3番目に「Panasonicのナノイー」でした。

2018年の決定版、ダイキン「MCK70UJ-W」 加湿ストリーマ空気清浄機

¥45,800(税込)

空清31畳まで、加湿18畳まで。
加湿適用床面積の目安(50/60Hz)
 プレハブ洋室:~18畳(~29m2)
 木造和室:~11畳(~18m2)
清浄時間の目安
 空気清浄:8畳のお部屋を約9分で清浄

4.毎日こまめに掃除と換気

フローリングはすべて掃除機をかけ、拭き掃除すること、天井、台所の調理器具、洗面所、玄関、押入れ中、照明器具などすべてをクリーニングすることが必要です。寝具類およびカーテン、シーツ類も洗濯除菌します。

有機溶媒(常温で液体)のクリーナーより、蒸気クリーニング(スチームクリーナー)がおススメです。100度を超えるスチームでホコリやダニなどアレルゲンの除去、除菌や除臭が可能です。

  • スチームクリーナーで部屋中をクリーニング
  • カーペットはアレルゲンの温床になるので使用しない
  • 週1回はカーテンを洗う
  • 壁の拭き掃除
  • できるだけ家具を減らす
  • ガムテープ作戦やコロコロ

【スチームクリーナー ハンディ】Ancii 強力洗浄タイプ スチームクリーナー ST-1 (イエロー)

¥2,980(税込)

約130℃の高圧蒸気 、セーフティロック、スタートキット付き。徹底洗浄したい方にお勧めの多目的スチームクリーナー。圧倒的な高圧蒸気で目の前の汚れを撃退!洗剤不要で子供にも安全、水だけの使用で掃除が出来る、安全なクリーナーです。

5.寝具類のダニ対策

数ヶ月に1回、お布団をすべてダニとり専門業者にクリーニングに出すという声もありましたが、お手軽にできるのがダニシート。

ベッドのダニが原因で、お腹や背中など体中、一面に発疹が出てしまう…なんて人にもおすすめです。

ベッドシーツの下に敷くタイプのダニとりシートで、ベッドのダニなども取れるの掃除機を買うよりかは、少しお高いですが効果的です。メーカーによるかと思いますが、おおよそ3カ月ごとに変えるタイプがあります。

 

ダニを寄せ付けなくするだけで、捕獲・駆除効果は無い「①忌避タイプ」、ダニを粘着シートにくっつけて生きたまま捕獲する「②粘着タイプ」、特殊な素材でダニを捕獲し駆除、完全に捕殺する「③特殊タイプ」があり、①は安いが駆除効果が低く、②は値段と効果に幅がある、③は効果も値段もお高め。

 

ちなみにダニシートでおすすめ第1位は、③の特殊タイプで日革研究所のダニ捕りロボです。8,208円しますが、日割りすると18円/日で快適な毎日が過ごせるなら安いものです。(定期購入で割引+送料無料があります。)

日革研究所直営、ダニ捕りロボ 1000万個突破記念セット(レギュラー3+ラージ2)5個組

¥8,208(税込)

世界で初めて、日革研究所が「ダニが好む香りを突き止めるだけではなく、乾燥までさせる」ダニ捕獲方式として、日米で特許を取得しています。 独自の技術で、生きたダニをしっかり引き寄せて、乾燥させてしまうのは、このダニ捕りロボだけ。

6.こまめにお風呂に入れる

多い人で、週に1回猫のシャンプーをしているという飼い主さんも。ただし、抗原となるフケを一時的には減少できますが、効果は一時的かもしれません。

また、多すぎるシャンプーは猫にとってストレスとなることがあります。猫がシャンプーを嫌がる場合は、蒸しタオルで拭いたりドライシャンプーをしてあげるだけでも、毛に付いた埃、体のフケを減らすことができます。

7.毛が舞わないように毎日ブラッシングをする

猫アレルギーの直接の原因は体毛ではなく、皮膚(フケ)や唾液、ダニですが、毛づくろいをするときにそれらアレルゲンが体毛につき、体毛が抜け落ちることで接触機会が増えアレルギーが発症する割合が増えます。毛が舞わないように毎日のブラッシングは欠かせません。ちなみに、毛づくろいをするときはサングラスやゴーグル、マスクは必須、窓を網戸全開でブラッシングします。

ペット用ブラシ グルーミンググローブ

¥888(税込)

手入れを簡単にするための180個の柔らかいシリコンチップがあります。毛は手袋に貼り付いて、犬と猫のグルーミング後のお掃除が簡単になります。ペットの抜け毛を最小限に抑えてお部屋のお掃除も簡単に。

【KYGプロ仕様】 ペット用グルーミングブラシ

¥1360(税込)

抜け毛や死毛だけを絡め取るステンレススチール刃。ステンレスの歯はペットの自然な構造と形に合っていますので、お肌に切り傷にくいです。

8.ノミ、ダニ対策の薬を処方してもらう

猫ちゃんにつくノミ・ダニのアレルゲン対策の薬を、毎月獣医さんから処方してもらうという飼い主さんもいます。お薬が嫌いな猫ちゃんには、チーズ味で、塩分が抑えてある「おくすりちょうだい」がおすすめです。

水溶性だから、べたつかず水薬にも使用でき、お薬の混ざりがスムーズです。

おくすりちょーだい [130g]

¥1,460(税込)

●原材料:還元水飴、植物油脂、プロセスチーズ、乳たん白、乳ペプチド、香料
●内容量:130g

9.アレルギーの薬を飲む

鼻炎の予防には、耳鼻科を受診して内服薬の「アレロック(非ステロイド系の病院処方で一番強い薬。朝夕服用)」と点鼻薬の「ナゾネックス(最新のアレルギー性鼻炎用点鼻薬。朝一度つけるだけで一日中予防できます。)」を処方してもらい、使用しているという飼い主さん。病院に行くのが面倒なときは市販薬の「アレグラ」を飲んでいる人も。

また、目がかゆいなどの対策には目薬、ひどいときは喘息になりますが、吸入の薬を必要に応じて使っています。毛の生え変わりのとき、自分の体調悪いときはアレルギーの薬飲んでなんとか上手に付き合ってます。という猛者も…。

ただし、アレルギーの薬は猫アレルギーを治してくれる魔法の薬ではなく、猫アレルギーによってひきおこされる症状を和らげるものです。一緒に過ごすことでアレルギーが徐々にひどくなることもある、ということを忘れないで!

アレルギー反応を抑え、軽度化したりするのでそれぞれの専門医に診てもらってください。

お薬の副作用などが気になる方はこちらの記事で、症状別チェックとお薬の種類、副作用についてみてみましょう。

10.自分の体調管理をする

体力が落ちた時は猫アレルギーが出やすくなるので、食事等でアレルギーの出にくい体質改善も有効です。体力のある時は無症状なんですが、疲れが溜まって体力が落ちた時などは、触れただけで痒くなることも。逆に、体調が良いときはアレルギー反応が出ない、という人もいます。

11.雌猫を飼う・雄猫の場合、去勢をする

猫アレルギー対策に、アレルゲンの少ない猫を飼う

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雄猫は去勢したらアアレルギー症状が軽くなった!という意見をよく目にします。

猫の主要アレルゲンは「Feld 1:( Felis domesticus allergen 1)」というアレルギー反応誘発物質で、すべての猫で見出されます。この「Feld1」は、皮膚の皮脂腺や唾液、涙腺、尿、肛門嚢の分泌中でもつくられます。

オス猫の場合、精巣で製造される「テストステロン」というホルモンが皮脂腺での「Fel d 1」産生を増加させるので、雄猫のほうが産生量多く、去勢手術済みであれば「Fel d 1」の産生が減少すると言われているのです。

12.「ハイポアレルジェニック・キャット」を飼う

ハイポアレルジェニックキャット

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猫アレルギーはそもそも、猫の抜け毛や唾液・尿などから出る「アレルゲン」によって引き起こされます。

ハイポアレルジェニック キャットとは、そうしたアレルゲンが出にくい猫たちを呼ぶ総称で、猫アレルギーの人でも飼いやすいといわれています。ただし、まったく猫アレルギーを引き起こさないわけではないということを誤解しないようにしてください。

猫好きのみなさんが、楽しく猫と暮らす生活ができますように

いかがでしたか?軽度の猫アレルギーの場合は、対策次第では憧れの猫ライフが楽しめるようになる可能性もあります。ただし、途中で投げ出すことがないよう、ご家族や医師と自分の体調と相談してください。

また、猫アレルギーを持った家族がいる場合、猫アレルギーを持った孫がいる場合なども、トラブルになることがあるため、猫を飼うかどうか迷っている人は周りの人のことも考えてよく検討してみてくださいね。

nobushino
大分県大分市在住、東京都渋谷区恵比寿、福岡市中央区の多拠点生活をしている。ペットのおでかけコンシェルジュとして、主に大分福岡の九州エリア・関東エリアを、チワワのあんこちゃんとおでかけしている。ペット可のカフェ巡りをしすぎて体重が気になるところ…。