猫のしっぽはとても器用に動く事ができます。実はその動きによって猫の感情を知るとこができるのです。どんな時にどのような動きをしているのかを見ていきましょう。知ることによってこもっと愛猫との絆が深まるかもしれませんね。

しっぽの毛がたち、しっぽを大きくに見せているのは威嚇しているときなのです。また、驚いたり恐怖に感じるときにもこのようにしっぽの毛が立ちます。何かに集中している時や警戒している時に、背中をポンっと触るだけでビクッと飛び上がりしっぽの毛が立つ立つときは「びっくりしたにゃ！！」と驚きを表しています。

しっぽをバタンバタンと激しく動かしているのは「おこるよ」とイライラしているサインです。名前をずっと呼んだりすると「わかってるよ。もう怒るよ」とイライラしはじめています。その時に触ろうとすると、噛み付いて来たりするのでそっとしてあげましょう。抱っこした時にも、しっぽを早く動かしたりしている時は嫌がっていますので、やめてあげましょう。

しっぽをクイっと山のようにあげているは、驚いた時や威嚇した時のサインです。驚かすと、しっぽを山形にして飛び跳ねますよね。威嚇している時には、しっぽの毛を逆立てて大きく見せようとしています。

犬では嬉しい時にブンブンを左右に振っているが、猫の場合は「強いんだぞ！」と自分を強く見せつけている時に見られます。

しっぽを後ろ足に巻き込むのは怖がっているサインです。ケンカに降参した時などによく見られますが、驚かせるとこのようにしっぽを巻き込むことがあります。抱えた時にもしっぽをお腹に入れ込むようでしたら、怖がっているので無理やりに抱っこするのはやめてあげましょう。

真下にしっぽを下げている時は、しょんぼりと落ち込んでいるサインです。怒られたり、体調が悪い時にこのようなしっぽの動きをしています。もし、体調が悪そうにしていたら病院に連れて行ってあげましょう。

立ったまましっぽを左右にゆっくりと振っている時は、初めて見る物などに興味をしめしている証拠です。興奮しており「これは一体何？？」と観察しているようです。獲物をみつけゆっくりと近づくときにもしっぽを左右に振ることがあります。

横になったままゆっくりしっぽを振っている時は、リラックスしているサインです。また、考え事をしているときにも見せるので、そっとしておきましょう。

「今からなにをしようかな〜。」と考えている時にこのようにしっぽを動かします。外をじっと見つめている時は、外に行こうかな～と悩んでいるかもしれませんね。

寝ている時やリラックスしている時に名前を呼ぶと「はい」と返事の代わりに、しっぽをピクッと動かしているようです。小さい頃は、名前を呼ぶと「にゃー」と返事をしますが大人になると、めんどくさくなるのかしっぽで返事をするようになるようです。

しっぽを垂直に立てている時は、甘えたい時や喜んでいる時にする仕草です。かまってもらいたい時、甘えたい時やご飯が欲しい時にもします。ご飯の支度中にピンとしっぽをたて足になすりついてくる時は「ご飯まだ〜早くほしいにゃ〜」とおねだりをしてきているのです。

考え事をしている時も、イライラしている時も怖がっている時は、無理やり触ったり慣らそうと近寄ったりするのはできるだけやめてあげましょう。猫は制御されることを嫌がり、自由奔放で自分がしたい時にするのか猫です。そんな猫と上手く付き合うには「お互い嫌なことはしないでおこう」という思いです。楽しく猫と遊んだり、お散歩したりじゃれたりしたいですよね。急に冷たくなった・・・と思うかもしれませんが、猫は信頼するとそっけなくなりますので寂しいですが「信頼されてるんだ」と思いましょう。

いかがでしたか？

猫ちゃんとの関係をもっと良くするためにも、絆を深めるためにも気持ちをよく読み取り「この子は何を考えているのだろう・・・」と観察していきましょう。