目次
子犬の時にしっかりとしつけをしたのにもかかわらず、最近問題行動が多くなってきた・・と感じる飼い主さんも多いのではないでしょうか。実はその問題行動は介護が必要になる老犬のサインや、病気のサインかもしれませんので頭ごなしにしつけをするのではなく、1度病院で診てもらうのが良いかもしれません。今回は元気な老犬に起こる問題行動につてい紹介してきます。
目次
- 老犬の3つのステージ
- 無駄吠えが増えた
- うろうろと歩き回る事が多くなる
- ひたすら舐める
- ずっと寝ている
- 口の中に違和感がある
- 元気がなくなる
- 夜中に起きる
- まとめ
老犬の3つのステージ
犬も人間と同じで、ステージがあることをご存じですか?犬では一般的に「元気な老犬」「要支援犬」「要介護犬」3つのステージに別けられています。それではみていきましょう。
元気な老犬
どうしても老化は進んでいきますが、老犬でも元気な子もいます。しかし、老化を遅らせる事もできますので愛犬にきを使いながら、育てていきましょう。
要支援犬
筋力や内臓などの機能が落ちてしまうので、色々な症状が出てきたり、病気にかかりやすい時期です。また、この時期ぐらいから寝てばかりになる子が増えてきますので、ここではだらけさせずに筋肉を付けるよう運動させてあげましょう。
要介護犬
要介護の犬は食事や排泄のお世話をする必要がでてきます。自分では何も出来ずに寝たきりの子が多く、床ずれなどが増えていくので犬の介護に対しての知識をしっかりと付けておくことが必要です。
無駄吠えが増えた
無駄吠えとは予期せぬ時に鳴いたり、吠えてはいけないものに対して吠えることをさしています。うるさいと思うこともあるかと思いますが、老犬の無駄吠えには様々な種類があるので、詳しくみていき原因を取り除いてあげましょう。
急に遠吠えをする
急に何事もないのに遠吠えをすることが増えてきます。また、どこに向かって唸っているのかわからない場合は、目に支障があり何かの病気になっているかもしれないので、病院へ連れて行ってあげましょう。
奇声の様な声で鳴く
変な鳴き声や悲鳴の様に泣くことが増えてくきます。これは不安で感情が乱れているのが原因ですので、変な鳴き声やピーピーと泣くことがありなぜ泣き止まないのか何のために吠えているのかなど、愛犬が今何を求めているのかを探して見ることからしてあげましょう。
犬猫の分離不安症とは、どんな病気?
猫や犬にみられる、分離不安症(ぶんりふあんしょう)という名前の病気、ご存じでしょうか。ペットオーナーが留守になると吠えたり、粗相をしたり、家具をかじったり、果ては自傷行為まで。子どもの頃、一緒にいたはずのお母さんから離れてしまい、不安な気持ちになってしまったことはありませんか?この不安な気持ち、実は愛犬たちも抱くことがあるのです。
夜泣きをする
認知症の老犬によく見られる症状で、一晩中寝ないでずっと吠えていることがあります。その為、飼い主さんが睡眠不足に悩まされることが多々あるそうです。
吠えなくなった
今まで元気に吠えていたのに、吠えなくなってしまうことがあります。飼い主いに取っては「お利口になったね」「落ち着いたね」という気持ちになるかと思いますが、急に吠えなくなってしまった場合は何か病気にかかっている可能性もありますので、よく観察をして病院に連れて行ってあげましょう。
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うろうろと歩き回る事が多くなる
目的もなくウロウロと歩きまわったり、しっぽをひたすら追いかけていたらりすることが増えてきます。
・ずっと歩く
・くるくる回る
・そわそわしている
・飼い主さんに後追い(ついていこうと)する
・徘徊する
という行動がよくでてきます。この行動は老犬になると高い確率で出てくる症状ですので、そろそろかな?と思った時には準備をしてあげると良いです。
ひたすら舐める
足や床を舐めることがあります。不安やストレスを感じると、1箇所を集中的に舐めることがあるので不安と取り除いてあげましょう。一緒に傍にいて撫でてあげるだけで安心してきますので、時間がある時は傍にいてあげてください。
ずっと寝ている
老犬になると日中ずっと寝ることが増えていきます。ぐったりしているなと思う場合は何か体調が悪い時かもしれないので、病院へ連れて行ってあげましょう。特に夏場ですと脱水症や熱中症の場合もあります。元気な老犬の時期に寝てばかりいる場合は愛犬を起こし、運動させてあげましょう。この時期に「寝ているのを起こしのも・・」と運動をサボってしまうと、寝たきりになるスピードを早めてしましすので、寝ていても起こして適度な運動をすることが大切です。
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口の中に違和感がある
口をくちゃくちゃさせていたり、パクパクと動かす場合は、口内炎や歯周病などの口の中の病気にかかっている場合があるので、口の中をよく観察し異変が見られた時は病医院につれていいてあげましょう。放っててしまうと、痛さで口を開け無くなりご飯を全く食べないくなってしまったり、水さえも飲めなくなってしまいます。また、歯周病の場合歯が抜け落ちることもありますので、注意しましょう。
元気がなくなる
基本的に年を重ねていくと元気がなくなってきます。これは致し方ない事です・・ですが、いつまでも元気に過ごしてほしいですよね。要介護犬になる前に運動を出来るだけさせてあげることで寝たきりになるスピードをおとすことができますので、元気がなくなってしまってもたくさん遊んであげてください。また、ご飯や水を飲まなくなってしまいがちなので、脱水症状やその他の疾患に注意しましょう
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夜中に起きる
認知症の症状として昼夜逆転してしまいます。そのため夜中に起きたり、落ち着きがなくそわそわしていたり、夜泣きをしたりと症状としてでてきます。しかし、その期間が過ぎると元気がなくなり寝たきりになってしまいますので、少しの辛抱と思い傍に行き安心させてあげてみてください。
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まとめ
そろそろ愛犬が老化してきそうだな。と思っている時にもし問題行動がでてきた時は、原因があるはずなのでわんこの行動を見極めて、なにに向かって吠えているのか・不安で吠えているのか、などを考えてみてください。その原因を除いてあげるだけで、問題行動が減ることもあります。