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シニア期の散歩と運動量。老犬になって気を付けることは?

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シニア期の散歩と運動量。老犬になって気を付けることは?

加齢にともなう変化

人間も昔のように早く走れなくなったり、階段の昇り降りがしんどくなったりしますよね。犬も加齢にともない、筋肉量の低下や骨密度の減少、靭帯の硬化などにより全身をスムーズに動かすことがむずかしくなっていきます。ときには思うように動けないもどかしさから、夜鳴きをする老犬も。
加齢にともなう変化については、次のチェックをしてみてください。

シニア期の散歩、運動と時間

前みたいに動けないから散歩にはほとんど行かない、行ってもトイレだけ、という人も少なくないでしょう。まえとおなじ時間と距離というのは難しいですが、老化によって足腰が弱くなったとしても、無理のない範囲で運動をつづけましょう。体を動かすことで血行がよくなり、脳も活性化されます。

犬のペースにあわせて散歩をする

わんちゃんのペースに合わせて、ゆっくりと無理ない範囲で散歩へいきましょう。運動中に息切れする、座り込む、というようなことがあれば、少しスピードをゆるめてあげるか、少し手前で切り上げて時間と距離を短くするなどしてみましょう。

首輪をハーネスにかえてみる

シニア期をむかえたワンちゃんの散歩には、ハーネスや補助歩行ハーネスなども検討してみてください。

散歩の前後にマッサージ

散歩の前後にストレッチやマッサージをして体をほぐす…といった工夫をして、寝たきりになるのを防ぎます。

カートでそとへ出してあげる

寝たきりの状態になっても、外の刺激をあたえてあげることは大切です。購入が可能であれば、ワンちゃん用のカートも検討してみてください。ほんのわずかな変化と思うかもしれませんが、他の場所で犬や植物にふれることはボケ防止にもつながります。

サプリメントも検討

食事の見直しと合わせて、グルコサミンやコンドロイチンなどのサプリメントを取り入れるのもオススメです。愛犬に必要なものを効果的に与えるためにも、まずは獣医師に相談しましょう。

こんなときは病気をうたがって

ひんぱんに座り込んだり、呼吸があらい・咳きこむ場合は、筋力や体力の低下だけでなく、心臓や肺など次の病気が原因の場合もありますので、注意が必要です。

  • 関節炎
  • 靭帯断裂
  • ヘルニア
  • リウマチ
  • 骨肉腫
  • 心臓病

おかしいと思ったらまずは病院で診てもらいましょう。
 

nobushino
大分県大分市在住、東京都渋谷区恵比寿、福岡市中央区の多拠点生活をしている。ペットのおでかけコンシェルジュとして、主に大分福岡の九州エリア・関東エリアを、チワワのあんこちゃんとおでかけしている。ペット可のカフェ巡りをしすぎて体重が気になるところ…。